ビシアジ釣り~真タナを探って
5月21日(土)、松輪港・成銀丸さんからビシアジ釣りに行ってきました。
ポイントは航程10分程度の真沖です。
使用したタックルは、メタリア ビシアジMH-160 とシーボーグ300J 、バッテリーはスーパーリチウム9200WP
この釣りは、仕掛け長こそ2m前後ですが、コマセワークが釣果を左右します。
積極的に縦にコマセの帯を作り、仕掛け長分の誘いをかける「攻めの釣り」、縦には寄せ餌分だけでタナでじっくり待つ「待ちの釣り」。その時々の状況でどちらが効果的か判断します。
私は性格的に「攻めの釣り」が好きなので、一日手持ちで釣り続けました!
このメタリア ビシアジMH-160は張りのある硬調タイプ。昨今は比較的柔らかめなロッドがこの釣りでも流行ですが、積極的な攻めの釣り且つ繊細なタナ取りを行うには持ち重りしにくく操作しやすいこの長さと硬さが重要です。
繊細なタナ取りとは、常に「真タナ」を探ると言うことです。
イワシのミンチやアミコマセを巻き餌に使用する場合、食い気のある魚はコマセの中に突っ込んできます。 そのコマセの帯の中に仕掛けを同調させるのがこの釣りの基本なのですが、そのコマセ帯の中にもスイートスポット的な「真タナ」があります。
この「真タナ」は帯の下側の時もあるし、帯の上側の時もある。帯の真ん中が「真タナ」とは限りません。10cmピッチで変わると言っても過言ではありません。
釣れ上がったアジの針掛かりした場所を見て判断します。 針が上顎にしっかり掛かっていれば「真タナ」で食った証です。 口の横や下顎に掛かっていればNG。
その判断をしたいので私は取り込み時にタモ網を使いません。口の横に掛かっていればバレてしまいますが、次に「真タナ」で食わせれば、ダブル、トリプルも狙えるからです。
夏の釣りの代表格でもあるアジ釣り! 勿論周年狙えるターゲットですが、私には夏のイメージが強いです! さしづめ「夏を先取り!」と言ったところでしょうか?
大アジ登場!
刺し餌のイカの赤タンの代わりにこんなアイテムも手返しアップに有効です。
ケイムラピンクがオールマイティに良い仕事をしてくれますが、この日は濁り潮のせいか蛍光レモンも良かったです。
これから本番を迎えるアジ釣り。釣って楽しく食べて美味しいアジ! 皆さんも是非行かれてみては如何ですか?