アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2020.10.20

鬼ヶ島で鬼退治!

金太郎のような体形の私ですが、今日ばかりは桃太郎になった気分です!(笑)
午前3時30分、西伊豆・土肥港に桃太郎さん達が集合します。全員鬼退治に向かう桃太郎!犬もキジも猿も居ません!(笑)
そんな桃太郎達を鬼ヶ島へと誘ってくれるのは、「元祖!鬼の宿!」こととび島丸さんです!

4時過ぎに出船。一路駿河湾口にある「石花海(せのうみ)」というポイントにある「鬼ヶ島」へと船を走らせます。
ゆっくりと船を走らせてる間に暫し仮眠、6時30分にポイント到着。
このエリアの規定で釣り開始は7時からとなっていますので、各自ゆっくりと準備をし、スタンバイ!


遠くに冠雪した富士山を拝みながら、西に御前崎、東に石廊崎を臨み、駿河湾口からでしか見ることのできない荘厳な景観に心が洗われます!!!

今日の私のタックルです。
ロッド:極鋭コンセプトゲームP HHH-205
リール:シーボーグ500JS
ライン:UVFメガセンサー12ブレイドEX∔Si 4号

私のオニカサゴ釣りのメインロッドがこれ!
極鋭中深場H-205と甲乙つけがたいですが、使用オモリ150号でコンセプトゲーム、使用オモリ200号で極鋭中深場と使い分けています!

そして遂にダイワから「快適鬼カサゴ仕掛け」が登場しました!!!
アピール力抜群のケイムラピンク針使用! 更に糸絡みを軽減してくれるサクサススイベル、サクサス親子サルカン採用です。
タコベイト付きバージョンがあるのも嬉しいところです!

エサは、サバ短、サケ皮、アナゴの3種類を用意しました。
更に、速潮対策やアラ狙い用にヒイカ、イイダコも持参しました。

いよいよ7時!釣り開始です!!!
水深130~150mの比較的浅めのポイントから探ります!

オモリ着底後直ぐに糸ふけを取って再着底させ、50㎝幅で3~4回オモリで底を叩きます。
5秒ほど待って(長く待ち過ぎると根掛かりします)から竿先をゆっくりと頭上まできき上げます。

底潮が適度に流れていれば底を叩いている時にアタッてきます。 アタリはグッと一瞬重みを感じるだけの所謂「もたれ」のことが多いです。 この「もたれ」の状態では、エサの端っこを咥えただけの状態ですから、少し竿先を送り込みます。オモリを底に置いても構いません。(但し5秒以内にしないと根掛かりします)
その後ゆっくりと竿先を頭上まできき上げます。 しっかりフッキング出来ていればきき上げ途中でゴッゴッゴッと鈍重に首を振る「本アタリ」が出ます。
この「本アタリ」が50㎝程きき上げたところで出れば上針に掛かってます。頭上近くまできて出れば先(下)針に掛かってます。
先(下)針に掛かっていたら、そのままリールを巻き始めます。底から剥がす時と水深の約半分のところと残り20m付近で暴れたらまず本命確定です!!!
大オニは暴れる力も尋常じゃないので、針掛かりした場所の穴が広がっていることがあります。 底から剥がすことができたらリールのドラグを少し緩めて且つ竿先を水平より高い位置に保ちながら巻上げて途中の暴れをいなします。同じスピードで巻くというより同じテンションで巻くようにしています。

さて、上針にオニカサゴが掛かった場合は、一旦あわせを入れてしっかりフッキングを確認した後、また底から50㎝上げた位置で3~4回仕掛けをユラユラさせて5秒止める誘いを続けて「追い食い」を狙います!(魚影の濃いエリアでしかできませんが。。。)
追い食いの場合は「もたれ」の前アタリは分かりません(既に1匹付いていますから)。 取れるのは首を振る「本アタリ」と更なる重量感です。

ここ「石花海」は「鬼ヶ島」と呼びたくなる程魚影が濃く、「狙ってダブル!」を実践することができるパラダイスなんです!!!



7時の釣り開始1投目から本命オニカサゴのダブル×3連荘!!!
朝の内は1流し1投で、同じ日に同じラインを2度は流さないのが「鬼ヶ島」を永く大切に守りながら釣り人を楽しませてくれるとび島丸さんの主義!
そして乗船した全員を楽しませようとするサービス精神溢れる姿勢はお見事の一語に尽きます。










 

皆さん良い笑顔です❗

とび島丸さんでは、27㎝以下のオニカサゴはリリースを推奨しています。
成長の遅い魚ですからこういう取り組みも大切ですね。
私も小型はリリースしました!

いつもながら楽しい釣りをさせていただき有難うございました!