アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2020.7.28

ヒトツテンヤ真鯛釣り

 真鯛釣りほど全国に「ご当地釣法」がある釣り方もないんじゃないでしょうか?
関東エリアだけでも、私の得意な釣りの一つ「コマセ真鯛」、そして伝統的な「シャクリ真鯛」に「ビシマ釣り」、最近流行の「タイラバ」、そして今回は外房・大原が発祥と言われる、「ヒトツテンヤ真鯛」を楽しんできました!

べた凪の海。


こんな華奢なタックルで出来ちゃうところが良いですよね!

タックルは
ロッド:紅牙テンヤゲームEX AGS S/MH235  私のお気に入りの1本です!
リール:紅牙MX 2508PE-H
ライン:UVFメガセンサー12ブレイドEX∔Si 0.8号
リーダー:Dフロン船ハリスFX200 2・5号 

スタートは、紅牙タイテンヤTG SS エビロック キャンディ6号をセット。
着底~3m上をテンションフォールとカーブフォールで丁寧にトレースしていきますが、ノーヒット。
雨水が大量に流れ込んでいるせいか?潮g気に入らないのか? 浮いた反応が見つかりません。

暫くしてミヨシ寄りの方がヒット! ドラグ音が気持ち良く鳴り響いています!
やり取りに見入っていると今度は艫の方にヒット!
こちらも竿の曲がりからその重量感が伝わってきます!

どちらも4・5kg前後の丸々と太った真鯛でした!

見ると、お二人とも遊動テンヤを使用しており、私も遊動テンヤにチェンジ。

紅牙遊動テンヤSS ラトルダンス 8号をチョイス。
テンヤのヘッドの中にラトルが埋め込まれていて、貝類や甲殻類を捕食する際の音を意識させて真鯛にアピールしちゃおうという算段。
徹底的にボトム付近をリフト&フォール。そしてボトムステイを少し長めに取っていると、いきなりテンヤを引っ手繰っていくような強烈な引きが! いきなり20m以上走り一旦ストップ。 真鯛だ!!!
竿を起こしてセカンドランに備えると直ぐにまた10m以上ドラグを出していきました!
全身のアドレナリンが湧き上がってくる感覚を覚えます!

セカンドランが止まったところで、竿を起こしたままリーリング。巻いては出され巻いては出されを数回繰り返した後、徐々に距離が詰まってきました。

水面付近でもうひと暴れして無事に船長のタモに収まったのはジャスト4kgのメスの真鯛でした!

とても手軽に楽しめるヒトツテンヤ真鯛釣り!
今年の夏は各地で好釣果が期待できそうですよ!