アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2017.5.10

千載一遇の大鯛を求めて!

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「千載一遇の大鯛を求めて!」

今年ものっこみ真鯛のシーズンがやってきましたね! GW終盤に剣崎沖の真鯛釣りに行ってきました!

「魚の王者」と称される「真鯛」。 全国各地で色々な釣法があります。

最近、ヒトツテンヤやタイラバでの真鯛釣りも面白く足繁く通ったりしていますが、コマセ真鯛釣りも大好きな釣り方です。

「コマセを振って置き竿で待つ釣り」といったイメージをお持ちの方も多いかも知れません。が、私は同じ置き竿でも相反するイメージ、つまり「待ちの釣り」より「攻めの釣り」のイメージでコマセ真鯛釣りを楽しんでます。

 

潮流、風向・風速、船の流れ方、船団形成、船長の考えetc. 刻一刻状況が変わる船釣り。

常時、情報収集~分析~対策~実践~検証を繰り返しています。

情報収集では自分の仕掛けからだけではなく、同船他者のエサが取られているかどうか?仕掛け長やコマセの出し方等もチェック。 また船団が形成されていれば他船のどの釣座が釣れているか? 流し替えをする船はどこに船をつけるか?

分析~対策ではこれまでの経験が活きてきます。ビシに残るコマセの量でタナ付近の潮流の有無が判断できるし、エサの取られ方が真鯛なのか?ウマヅラなのか?根回り魚なのか? ウマヅラだとすればタナを上げるのか?待つ間を短くするのか?コマセワークを変えるのか?  針掛かりしたゲスト魚から底潮が暗いのか? ならばチモトに夜光玉を付けた方が良いのか?  エサが全然取られない? ならば次にエサが取られる時はどんな状況変化があった時なのか? 等々多岐に亘りチェック項目があります。

また、「コマセワーク」と一概に言っても、私は「コマセマネージメント」と考えていますが、枚挙に暇がありません。

次の機会に書きたいと思います。

 

実践は「ヒラメキ」が大事! 色んなヒラメキを実践してみる。大胆であればある程面白い結果が期待できます。

ただ、実践したこと全てをきっちり記憶して整理しておくことが重要。じゃないと次の経験に活かすことが出来ません。

これはコマセ真鯛釣りに限ったことではありませんね!

長くなりましたが、私はこの「コマセ真鯛釣り」は結構頭を使うゲーム性の高い釣法だと感じていて、やってもやっても極みには到達できません。

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「釣れた1枚」より「釣った1枚」

いや、実際はたまたま釣れちゃった1枚なのかも知れませんが、色々自分なりに考えて釣りをしていると「自分で釣った」と感じられるものです。 単なる「自己満足」と言われるかもしれませんが、「自己満足」って大事なことだと思います。

 

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皆さん良い笑顔ですね!

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出ました!!! これぞ「のっこみ大鯛!」立派な5kgのオス。 このサイズの大鯛を釣りたくて真鯛釣りをやっているといっても過言ではないでしょう!

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意外とお手軽にできるコマセ真鯛釣り! 是非大鯛を狙ってみては如何ですか?

 

今回お世話になった船宿さんは、

5月6日 松輪港・美喜丸さん

5月7日 間口港・千代丸さん

使用タックルは

リール:シーボーグ300MJ

ロッド:リーオマスターSXマダイ S-270

バッテリー:スーパーリチウムBM2600

仕掛け:快適マダイ仕掛けSS  ・・・サクサス針採用。枝針が遊動式