奄美大島遠征釣行
3月の3連休を利用して奄美大島遠征釣行に行ってまいりました。
狙いは泳がせ釣りでの大カンパチに根魚系です。
今回はタックルを含め、荷物は全てハンドキャリーしました。
遠征釣行では、クーラーBOXは持っていかず、釣れた魚は発砲スチロールの箱を現地で購入して発送するようにしています。
今回お世話になった船宿は、奄美大島の人気船宿の一つ、オーシャンパイオニア号です。
こちらの船にはロッドキーパーが備え付けられており、またオモリもロスト分を購入するシステムなので、両方とも持参しなくて済み、荷物がコンパクトにまとまります!
バッテリー、自動膨張式ライフジャケットはカウンターでの預け入れる荷物には入れず、機内持ち込み荷物で持ち込みOK。
リーダー結びや仕掛け作りにも必要なライターは1つしか持ち込めませんのでご注意を!
オーシャンパイオニア号は奄美大島・名瀬漁港の隣の大熊港が船着場。
私は名瀬にホテルを取り、翌日の出船に備えます。
ホテルでリーダー結んで準備万端。 今回はナイロン60号のリーダーを使用しました。
翌日、鹿児島-奄美の朝一便で同船する仲間が到着し、いざ出船といきたいところですが、生憎の悪天候予報。
実は奄美入りする2日前から天気予報が芳しくなく、まずメインポイントで考えていたトカラ遠征は無理との船長判断。
奄美大島周りででも釣りができるのなら・・・ということで決行しましたが、この時期は天候が目まぐるしく変わり天気予報もころころ変わり判断が非常に難しい。
兎に角「安全第一」で! 今は大丈夫だが風が更に強まってくるようなら早上がりしましょうとのことで、11時頃出船。
小雨が降ったりやんだりの中ポイントに向けて20分程走ります。幸いにも海はまだ凪ぎ。
先ずは泳がせの餌となるムロアジ釣りからです。
ムロアジ釣りのタックルは、
リール:SB300MJ
ロッド:リーディングネライHH-200
使用オモリは100号
こちらではコマセは一切使わず、ムロアジの群れを探してサビキ仕掛けを投入。外房の所謂「追っかけアジ」と同じスタイルです。
冬場はムロアジがいなくなる為、泳がせ釣りはシーズンオフ。3月はやっとシーズンインしたばかりで、なかなかムロアジの反応が見つかりません。見つかってもなかなか食ってきてくれません。
開始1時間程で3人でやっと3匹。
しかし、ポイントを知り尽くしている泊船長が次々と反応に当ててくれ、今日一日分には十分なムロアジを確保できました。
(船の前の生簀にも入っています)
そしていよいよ泳がせ釣り開始!
泳がせのタックルは、
リール:SB800MJ
ロッド:マッドバイパーSPM
バッテリー:SL11000WP
リーダーはナイロン60号×10m ハリスもナイロン60号×3m(2mも使用) オモリ200号
1発目は小型ながらもヒレナガカンパチ。
2本目もヒレナガカンパチ! サイズアップで14kg!
仲間にもドスン!!!とヒレナガカンパチ。
もう1本追釣したところで初日終了。
船着場のロープに引っかかっている流れ藻の「ホンダワラ」 こいつが島周りに大量に浮遊していて一苦労。
船のペラにも巻きつくは、PEラインに引っかかるは。。。
二日目も朝から雨。風も北東風がそよそよ吹いていて、次第に強まる予報。
あまり広範囲を流せないけど、午前中だけでもやれるだけやりましょうと出船決定。
初日同様、前半戦はムロアジ釣りに苦労するも何とか確保成功。 いざ泳がせ釣りに臨みますが、この日はアタリが遠く。。。。。
それでも船長が熱心に丁寧にポイントを探してくれて、超絶美味な「ツチホゼリ」ゲット!
そしてラストは小振りながらも「本カンパチ」登場!
今回は悪天候で断念しましたが、航程3時間半ほどのトカラ遠征では船中泊も可能なオーシャンパイオニア号。船尾側には調理場、温水シャワー、8人程度で囲める食卓(写真には写ってませんが)、キャビンの中には6人分のベッドがあります。
因みに私達がトカラ遠征に行く時は、宝島の港に停泊してもらい、船で夕食を取り(毎食違うメニューを船長が用意してくれます!)浜坂荘という宝島の民宿に素泊まりしています!
船長曰く、泳がせ釣りのベストシーズンは台風シーズン後の10~11月頃とのこと。 でもムロアジが獲れる時期ならいつでも楽しめる釣りです。
とてつもない大物とのファイトも夢じゃないワクワクドキドキ感は何ものにも変えがたいですね。
現在の船宿レコードのカンパチは68kg。でももっと大物がいるといいます。 そんな「夢の大物魚」との千載一遇の出会いを求めて、また出向きたいと思います!