アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2025.9.29

キンメ釣り~稲取・山吉丸さんから



稲取港・山吉丸さんから「新島キンメ」釣り。
使用タックルは
リール:シーボーグG1200M
ロッド:マッドバイパー深海MH-195
3時に港集合で、3時半前に出船。
「トンガリ根」まで航程1時間半程度。
5時頃にポイント到着すると、僚船や漁師さんの船が集まっていました。
遊漁船の釣り開始は、今の時期は5:20です。

1投目、水深300mとのアナウンス。
仕掛け着底後、20m程巻き上げて糸ふけを取って再着底。
トモ席の方は着底同時にアタッているので、ここは何とか自分の仕掛けを寄せていこうと、巻き落としを繰り返し、程なくアタリがきました。
ここでオモリを寝かせて少しずつラインを送っていきます。
何度か追いアタリがあったものの、未だキンメの群れの真ん中に入っていないようなので、再度巻き上げて仕掛けを寄せようとしたのですが、既にオモリが根掛かりしていて叶わず。
こうなるともうラインを出すしかありません。
潮流が緩いので、なかなか勢いよくは出ていかないですが、徐々にラインを送り込んで、50m程出たところで巻き上げの合図。
根掛かりしたオモリを切る「根起こし」がなかなか切れません。
リールをパワーモードにし、フルドラグで一気に巻き上げると、竿先が起き上がり根起こし完了。
魚の引きがダイレクトに竿先に伝わります。

上げてくるとキンメ5点掛けでした。
2投目は空振りで、3投目は水深330mからの掛け上がりのポイント。
リールのカウンター360mで着底。
しっかり糸ふけを取って、オモリを寝かせないようにラインを張ったまま(オモリが底を叩くように)アタリを待ちます。
オモリが着底すると5m巻き上げます。
カウンターが300mを切ったところでようやくアタリが来ました。
ここは掛け上がりのポイントなので、アタリが来ても直ぐにはラインを送り出さず、暫くラインを張ったまま追いアタリを待ちました。
仕掛けの下部の方にアタリがあるような小さなアタリが続いたので、ここで勝負!とばかりオモリを寝かせて3mほどラインを送り出すと、これがビンゴ!
仕掛け上部の針に食ってきたと思われる派手なアタリが続きました。
上手く群れの真に仕掛けが入ったようです。

小振りながらも14点掛けできました。


キンメ釣りの醍醐味でもある多点掛け。
深海をイメージしながら色んな策を講じるのは楽しいですよ!