アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2025.7.22

速潮攻略でアコウ乱舞~片貝・正一丸さんから

前の週は4ノットの速潮で出船を見合わせたとの情報でしたが、前日は「少し潮が緩んだ「」とのことで、期待して2:30に出船。
片貝海溝に向かいました。
沖のポイントに着くと、「潮が速い。。。」とか。
で、少し浅場に移動して水深150mのポイントで釣り開始。
タックルは
リール:シーボーグG1200M
ロッド:マッドバイパー深海H-195
実は、このパターンは前日から予想しており、クロムツ、キンメ狙い用の仕掛けとエサを準備していました。
幹30号×1・5m、ハリス14号×70㎝、針ムツ18号、ステ糸18号1.5m
エサは、上部はイカ短、カツハラで、下5本程度にサバ短+ホタルイカ。

ビンゴ!!!
キンメがズラズラ~っと付いてきました! そして狙い通りクロムツも!!!
その後はおまつりが増え、大きくポイント移動。
水深450mの深場に移動しました。
こちらでもおまつりで苦労しましたが、5投目に、オモリ着底後しっかり糸ふけを取って、アタリが有るまでオモリが底を少し切るタナで待ちました。(若干の掛け上がりポイントでもあったので)
潮が速いので、アタリが来なくても「巻き落とし」はやりません。これをやるとおまつりしやすくなってしまいます。(潮の緩い時は有効)
暫くするとキンメらしきアタリ(上品なアタリ)。そのままテンションは張り気味で待っていると、今度はアコウダイらしき派手なアタリ到来。「来た!」とここでオモリを海底に置くようにテンションを緩めると「追いアタリ」到来。あまり緩めすぎるとおまつりするので、「張らず緩めず」のテンションをキープしながら、巻き上げの合図を待ちました。
巻き上げ開始時に魚が海底に張り付いているのを剥がすような感触があり、アコウダイを確信。
ドラグ調整しながら慎重に巻き上げてきました。

強靭な深海竿(マッドバイパー深海H-195)がグニャリとひん曲がっています!



残り100mを切った辺りからラインテンションがなくなってきて、潮先の海面にボコン、ボコン、ボコンと次々にアコウダイが浮かび上がりました!
「これぞアコウの提灯行列」です!



大きいアコウは6㎏を優に超えていましたよ!

潮次第でまだまだ楽しめる深海釣り!
夏場の深海釣りも面白いですよ!!!