アングラー:田渕 雅生


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2023.2.27

アコウダイ/キンメ/アブラボウズ揃い踏み~片貝・正一丸さんから



韓国の釣り番組ロケのアテンドで片貝港・正一丸さん1号船でアコウダイ狙いでした!
航程1時間45分、片貝海溝に到着。
タックルは
リール:シーボーグ1200MJ
ロッド:マッドバイパー深海H-195
オモリ:500号(鉄筋)

1投目からキンメ、アコウダイ乱舞。



2投目はアコウダイの提灯行列!
3投目は1番下の針だけアブラボウズ狙いの針∔ハリスをセットし、スルメイカの1杯掛けで投入。
仕掛け着底と同時に竿先がガクガクと叩かれるようなアタリが!
一旦ゆっくりと仕掛けを起こすように10m程巻き上げます。
上針にアコウが食ったのか?はたまた下針にアブラボウズが食ったのか? 暫く(1分程度)ラインを張らず緩めずキープしていると、明らかにアブラボウズが食ったような一段と強烈な引き込みがあり、ゆっくりと巻上げ開始。
最初の20m程はアコウダイやキンメの追い食いを狙ってゆっくり巻き上げます。(SB1200MJのパワーモードでスピード10程度)
20m巻き上げてからは、パワーモードのままスピードを24に上げます。
ドラグはほぼフルドラグに締めてますが、船の揺れでドラグが滑ります。相当な重量です。。。
慎重に巻上げ続け、残り30mのところでお隣さんの仕掛けが先に上がり、私のPEラインに絡みついてしまいました。(深場釣りではおまつりはつきものです。お互い様なので協力し合いましょう)
やっと外れて再び巻き始めようとした途端、竿先がガクガクと強烈に叩かれた直後、テンションが無くなってしまいました。
どうやらサメに横取りされて仕掛けを切られてしまった様子。。。
ヨリトリリングと中オモリと一番上の針だけ上がってきました。残念無念。。。
と落胆したのも束の間、アコウがプカリと目の前に浮いてるではありませんか。
一瞬、「誰のアコウだろう?」と口元を良く見ると、その投入で私だけが使用していた赤いムツ針がしっかりと刺さっていました。
と、続々とアコウが浮かんでくるではないですか!!!
テンションMAXです!!!
一番手前のアコウをタモで掬い、仕掛けをどんどん手繰ると相当な重量感が手にずっしりと伝わりました!
何と11匹のアコウを取り込み、ラストの針には20kgのアブラボウズが狙い通り掛かっていました!

仕掛けの最後には500号のオモリも付いており、アコウの膨らんだ浮袋の浮力には改めて驚愕しました。20kgのアブラボウズも500号のオモリもしょったまま浮き上がってくるのですから。


大型クーラー3個と桶2個満タンとなり実質3投でロケの取れ高十分と判断し、沖上がりとなりました。
片貝海溝、もの凄いフィールドに感謝です。