尺ハギ乱舞のカワハギ仕立て釣行
先日の台風で高潮の被害を受けた神奈川県横須賀市久比里の山下丸さん。
船長さん達はじめ、スタッフの皆さん総出の復旧作業で営業再開されました!
さて、この山下丸さんで10月31日に釣り具店のキャスティング様のカワハギ実釣研修会が開催され、私も講師として参加させていただきました。
朝6時前には全員集合。
先ずはエサであるアサリの剥き方を実践していただきました。
定刻の7:30出船! 乗合い船も平日にも関わらず満船です。 1年中カワハギ船を出しているここ久比里でも、肝がしっかり詰まっている所謂「キモパン・カワハギ」が狙えるこの時期は特に人気がありますね!
平作川を下り、久里浜港に出ると予報にはなかった北東風が結構強く吹いてます。
そこで、久里浜沖で風裏になるポイントでスタート。
早速、船中あちこちで竿が叩かれ、本命カワハギが取り込まれます!
これはデカイ!!! お見事、尺ハギゲット!
今回の実釣研修会の取り纏め役の片山さんも合間にちょこっと竿を出しサクッと本命ゲット!
これまた良型!!!
ダブルもあちらこちらで!!!
デカイとダブルの共演! もう言葉がございません。。。。。。(笑)
(私の携帯の電源が落ちてしまい全員の写真を撮れずにすみません。。。)
講師として呼んでいただいた私ですが、アサリ剥きとエサ付けを簡単にレクチャーしたくらいで、この状態では何もアドバイスすることがありません(笑)
そこで私も皆さんと一緒に釣りをさせていただくことにしました。
極鋭カワハギ レッドチューンAGS SFにエアドレッドチューンの組合せ。カラーコーディネートがバッチリですね!
EX ZEROや F1にはスパルタンレッドチューンを合わせています!
針はスピード7.0の7cmノーマルとピンピンハリスでスタートしてみました。
早々に1枚ゲット。
しかしエサをかじっているアタリは感じ取れるのになかなかフッキングに持ち込めない。
誘い続けるとエサが取られない。止めて待つとエサを取られる。
正に「エサ取り名人・カワハギ」と対峙する醍醐味です。 さあ、どうする???
10cmロングハリスを使ってみました。
錘を底から少し切った状態でしっかり誘いを入れて、錘を着底させた状態(ゼロテン)で10cmハリスが馴染む間だけ止めて待つ。アタリが無ければまた少し錘を切って誘う。 ゼロテン以上は弛めない。といった作戦でいくと、
たまたま上手くはまりました!
(釣れた時しか写真を取っていません。実際はここに書いてるほど簡単にはいきません。。。(笑))
今期初の尺ハギも来てくれました!!!
見てください!このキモパン!!! 体高もあり、食味抜群間違いなし!!!
元気の良い小型カワハギはリリースしても21Lクーラ満タンになりました。
ツルテンあり、底バレ多数、プチ入食いも数回あり、コッパサイズ~尺ハギまで(何と尺ハギが船中9枚もあがりました)内容の濃い研修会になりました!
沖上がり後も、底バレのメカニズムや対策、ロッド~仕掛け長~中オモリの意味と位置~針とハリス長のトータルバランスの考え方等、ご質問に対して私なりの考えをお答えさせていただきました。
今回は、カワハギ釣りはさほど経験がないとおっしゃるメンバーも、他の釣りのエキスパートでいらっしゃる方々ばかりでしたので、1言えば10解ってしまわれ、あっという間にコツを掴んでしまっていました。
これから益々好期を迎えるカワハギ釣り。 釣って楽しく食べて美味しく!
皆さんも是非早めの釣行をお勧めいたします!