アングラー:田渕 雅生


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2016.12.22

南房深場釣り~アカムツ編~

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12月20日、ダイワ・フィールドスタッフの福田さんにお誘いいただき、南房・江見吉浦港の渡辺丸さんに伺ってきました。

午前5時港に集合。

冬至直前とあって5時でもまだ真っ暗です。

この日のターゲットは、午前はアカムツ(ノドグロ)狙い。 午後はベニアコウ狙いと、深場釣りの欲張り企画です!

先ずはアカムツ編から参りましょう!

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「初日の出」まであと10日あまり。。。ですが、思わず拍手を打って拝んでしまいました。

航程約30分で水深250m前後のアカムツポイントに到着です!

 

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使用したタックルは、シーボーグ300MJ (写真は旧型です) リーディングネライHH-200

PEラインはメガセンサー12ブレイド3号×400mで臨みました。

使用オモリは200号。約750gの重量です。

この水深を攻める所謂「中深場釣り」(西日本では中深海釣りとも言いますね)、以前はPE8号でやっていましたが、PEラインの進化で8号⇒6号⇒4号と変遷し、12ブレイドのように特に強いラインでは、もはや3号で十分やれるようになりました。

従って電動リールも300番クラス(ラインキャパ400m)でできると言うことです。

これもライト化ですね!

ただ、何が潜んでいるか分からない深場釣り、不意の大物ゲストとも対峙できるパワーのあるタックルで挑みたいです!

 

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仕掛けは、タフロン船ハリス7号の幹糸に同5号のハリスを40cm~60cm(潮の状況で調整)×3本。幹間は120cm、「快適D-ビーズマーキング-L」でハリスを出します。ステ糸は60cm。

針はホタ針16号、ムツ針18号を使用。

PEラインの先にイカ釣り用の中オモリ10号~15号とヨリトリリングを接続し、ハリスには若干浮力がでるアクセサリー類を付けました。

エサは船で支給されるホタルイカのみでやりました。

 

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開始早々、第1投目でトモ寄りで本命が顔を出します!

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しかし後が続きません。

潮が流れず、なかなか本命アカムツが口を使ってくれません。。。

それでも退屈はしませんよ!!!

色んなゲストがかまってくれます。。。

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定番ゲストのユメカサゴ。こちらも俗称「ノドグロ」です。 煮付けや唐揚げで美味しい魚です。

 

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キンメ(上)にギンメ(下) 両方とも美味しくいただける魚です。

 

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いたずらっ子のサバ。画像はありませんが丸々と太ったサバは「寒サバ」で脂乗りバッチリでとても美味しいです。

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シロギスを大きくしたような魚体のオキギス。 かまぼこにはなるのだとか。

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エメラルドグリーン色の目をしたツノザメ。 私は未だ食べたことがありませんが美味だそうです。

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最後の流しで福田さんにアカムツとクロムツが一荷で!

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私も最後の最後になんとアカムツが一荷!!!

終わり良ければ全て良し!!!有終の美を飾れました(笑)

テニスの錦織さんのお陰で全国的に人気になったアカムツ。

実は釣り人の間ではずっと以前からマニア垂涎の的、高嶺の花、幻の高級魚として人気はあったのですが、タックルが大掛りでしたし、専門に狙う遊漁船も少なかったので、この釣りをやる人もさほど多くはなかったと思います。

先述したように、タックルやラインの飛躍的な進化で、以前より遥かに手軽に狙えるターゲットとなりました。 皆さんも是非挑戦してみては如何ですか?