速潮でのアコウ釣り

千葉県片貝港の正一丸さんにアコウ釣りに行ってきました。

ここのところ、沖は潮が速く深場釣りは苦戦を強いられている状況ですが、この日はアコウ釣りフリーク7名が午前3時の集合時間に集まりました。

釣りは何の釣りでもそうですが、フィールドでの実釣はもとより、事前準備の時から楽しくて楽しくてワクワクします!

仕掛けを作り、餌もスルメイカ、サバ、カツオハラモ、アナゴ、サーモン腹皮を幅1.5cm×長さ17～18cmにカットしたものを準備しました。

さて、沖のポイントまで航程1時間半ちょっと。船長が慎重に潮の流れを見て投入ポイントを探ってくれます。

この日もやはりかなりの速潮が流れていました。

使用したタックルは、マリンパワー3000　24Vにマッドバイパー深海H-195。PEラインはメガセンサー12ブレイド12号×1500mです。

このメガセンサー12ブレイドのPEラインが、今日の釣りに大きな戦力になってくれました!

1投目は水深330mからのかけ下がり。前の方から投入していき、艫2番席の私は6番目。投入直後から糸が横に走り出していきます。

400m位で微かな着底のシグナル。　そして糸ふけを取り底たちを取り直すのですが、大きな巻き落としはどんどん仕掛けが流されてしまうので、3mずつ錘を底切りさせて糸が立ってくるのを待つというのを数回繰り返し。

この作業が、メガセンサー12ブレイドは潮切れが良く、微かなシグナルを確実にロッドに伝達してくれました。

数回めの錘着底と同時に竿先を叩きこむようなアコウ独特のアタリがきました!

通常ですとアタリが出たら糸を徐々に送り込んでいき多点掛けを狙うのですが、速潮なのであまり送り出し過ぎないように糸を張り気味に待っていると再びのアタリ!

この辺の微妙な操作をしやすくしてくれたのがマッドバイパー深海のHー195です。

見た目以上にバットパワーがあり、柔軟な穂先～張りのある穂持ちが速潮に負けずに高い操作性を発揮してくれました。

暫くして巻上げの合図。

私の仕掛けには2匹のアコウが付いていました!

速潮の中、マリンパワーのドラグを利かせて船の揺れを極力吸収するように巻き上げましたが、それでも針掛かりした口元は大きな穴が開いていましたので、仕掛けが緩むとバレていたかも知れません。

この日は終日潮が緩むことなく中盤に1匹追釣、終盤にクロムツが嬉しいゲストで登場して終了となりました。

アコウはまだ居そうです!　また速潮が直ればアコウの提灯行列が出来るかもしれませんね!