田渕 雅生さんの記事
2016.3.14
プレ桜鯛
真鯛の産卵期は晩春から初夏にかけて。
所謂「のっこみ」と言われ、低水温期に沖の深場(100m前後)に落ちていた真鯛が水温の上昇や春の濁り潮の影響で浅場(30m~50m程度)に産卵にやってきます。
早い年だと3月下旬から「のっこみ」が始まります。産卵期の真鯛は婚姻色で体全体が黒ずむのが特徴です。
その「のっこみ」前に釣れる真鯛を「桜鯛」と呼びます。(時期に関係なくそう呼ぶところもありますが。。。)
桜色した見事なまでに綺麗な魚体からそう呼ばれるのですが、実は食味も良く、私個人的には1年で一番真鯛を美味しく感じる時期です。
さて、今年の「桜鯛」の模様は如何に??? と言うことで、「のっこみ真鯛」釣りのメッカの一つである三浦・松輪港の成銀丸さんに行ってきました!
松輪港の地沖、剣崎灯台の沖合い一体は松輪瀬と呼ばれ、多様な魚種が生息する一級ポイントです。
3月に入り、真鯛も釣れ始めましたが、日並によってムラが出てしまうのがこの時期の特徴でもありますね。 差し詰め、海中での魚の活性も「三寒四温」といったところでしょうか。
本日使用したタックルは、
ロッド:リーオマスター真鯛SS-300W
リール:シーボーグ300J
ロッドキーパー:ライトホルダーCH
バッテリー:スーパーリチウム9200WP-L
80号ビシを付けた状態での曲がり具合です。
ハリス3号×10mで臨みました。
私の写真は船宿HPから拝借。
綺麗な魚体の「桜鯛」が釣れました。
「目の下一尺」とは真鯛が一番美味しいとされるサイズ。
目から尾の先までが一尺ということ。 本日は、まさにそのサイズをゲットでき、食べる楽しみも増えましたよ。
皆さんも是非真鯛釣りに行かれてみては如何ですか?