アングラー:鈴木 泰成


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2018.12.2

私のDKO2018 予選から決勝大会まで

12月1日、ダイワカワハギオープン(以下DKO)決勝大会がカワハギ釣りの聖地、神奈川県の久比里にて行われました。

神奈川久比里、千葉勝山、和歌山加太、愛知師崎の各予選会場から、延べ900名ほどの選手が出場し、各地で熱戦を繰り広げてまいりました。

その戦いを勝ち抜いた17名に、前年度チャンピオンがシードで加わり、18名で決勝大会が行われました。

私は、今年も運良く決勝大会に駒を進めることができました。懲りもせず8回目のファイナルチャレンジです♪

 

DKOの期間中、ブログ更新をサボっていましたので、まずは予選から(笑)

なぜサボっていたのかって? それはコソ練に励んでいたからです(笑)

 

今年は仕事の都合もあり、一次予選は関西加太会場からエントリー

船宿は、和歌山県加太 三邦丸さん

 

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席は右-1。角席ですがトモ流しのため潮裏です(汗)

 

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竿は、極鋭カワハギEX AGS ボトム

 

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真剣勝負ですので写真無くてすみません。

潮裏ですのでロングキャストで攻め、27匹で船中トップ通過♪

 

関西東海二次予選は同じく加太会場です。

席は右―4。

ミヨシ流しですが、4番目ですので前の3名と釣り方と仕掛けの位置が重ならないよう、ロングキャストと宙の釣りを中心に攻め、32枚でトップ通過♪

 

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関西東海予選(200名エントリー)からは、この5名が決勝に進出しました。

 

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私自身、8回目となるファイナルチャレンジ。

日頃から「絶対にDKOで1番になる」「絶対に1番しか狙わない」と公言しているだけに、その熱中ぶりからDKOの鬼と揶揄される程、私のDKOに寄せる思いは半端ではありません。

ちなみに、このDKOの鬼から、別の鬼が加わり色分けされ、現在の『赤鬼』と言われるようになったのです(笑)

 

さて、いよいよDKOファイナルに向けての下準備、恒例の勝つエネルギー補給♪

カツを食べて勝つ!! ゲン担ぎも大切です♪

 

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そして、プラクティスは決勝船でもある巳之助丸さん♪

 

 

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今回は、前々日、前日とプラに入りました。

元気なお母さんがお見送りしてくださいました♪

 

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操舵室が収納され夫婦橋をくぐります。このスリル他県では味わえません!

 

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船は大会の舞台となる竹岡沖を目指します。

 

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メインロッドはEXボトム。

 

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他にSFとF1を持ち込みました。

軟・中・硬で、どれが最適か様子見です。

 

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今年の竹岡沖は小型の魚が少なく、群れていないので、釣れるタイミングで船中1枚か2枚ポツポツと上がる程度。

それを逃すとしばらく当たりも無い状態が続きます。

嬉しいゲストも登場し、釣果は19枚。

 

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巳之助丸HPより

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竿頭ステッカーをいただきました♪

 

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そしてプラ2日目は、豪華な顏ぶれ!!

DKOチャンプ3名に、DKOファイナリスト3名!!

すでに前日から戦いは始まっているのです(笑)

 

 

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増澤さん、ナイスなソーセージの差し入れ、ありがとうございました(笑)

 

 

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前日、食い込みの悪い魚が多かったので、今日はSFで食い込み重視の作戦です♪

オモリも同色でかっこよく決めてみました♪

 

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ハリも食い込み重視にロングハリス。

あと、ロングハリスばかりだと状況変化に気づかない場合があるのでリサーチ鈎にワイドフックをチョイス♪

理由は、魚のサイズ・吸い込みの悪さにはロングハリス。

たまに居るやや早めのワッペンにはワイドフック。

同じ誘いのなかでも餌の動くスピードにメリハリを付けた設定です!

 

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今日も嬉しいゲストが登場してくれました♪

スピード6.5ロングで上がってきましたよ!

ダイワの鈎は軽くて丈夫ですね~♪

 

 

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釣果の方も17枚とまずまず♪

 

 

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プラの最中、このあとプラの反省会と作戦会議を兼ねて集まりましょうということになり、有志が集まり作戦会議と称した『腹の探り合いミーティング』を開催しました♪

手の内を明かさず、いかに聞き出すか。これもまた戦いの一つです(笑)

 

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そしていよいよ12月1日 決勝戦当日。

引いた釣り座は右-8。右舷トモ2番です。

 

 

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大方の予想では、右舷ミヨシが有利。

しかし今年は予選から右舷ばかり引いて相性の良い舷ですので、これで良いのだと自分に言い聞かせて準備しました。

 

そして忘れてはならないのが、MCの晴山由梨ちゃんとの記念撮影♪

狙った訳ではありませんが、ウエアがお揃い♪

 

 

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これでしっかりとやる気を充電し、「1秒たりとも気を抜かないぞ」と心に決めて乗船!

 

ここから写真を撮る余裕がありませんでした。申し訳ありません。

 

選択した道具は、

竿:SF (食い込み重視)

鈎:上と下にスピード6.5ロング(吸い込み・食い込み重視)

真ん中にワイドフック2.5、スピード6.5ノーマル(誘いのメリハリ・早い魚・状況変化察知)

良型対策としてスピード7.0ロングを用意(深場の良型対策)

この4種類に絞りました!

アイテム:ピラピラ集寄L1号2枚、L1.5号2枚(潮の重さで使い分け)

 

前日までの竹岡沖の状況を踏まえ、船長の判断により、まずは鴨居沖から様子を見た後、竹岡に向かうプランでスタート!

ポイントに着くと予報に反して朝から西風。上げ潮に乗せてのトモ流し!ラッキーです!!

鴨居沖は初めて入るポイントですが、とりあえずプラで好調だった、ややスロー目の誘いを試してみるとツンツルテン(餌を全て取られた状態)にされました。

それならと早めの誘いに切り替えてみると、ワッペンサイズが6枚か7枚釣れてスタートダッシュが決まりました!

しかし、早い小型から遅い中型・大型も混在しているため、数を伸ばすにはそのすべてを相手にしなくてはなりません。

そこで私のとった作戦は、鈎設定はそのままに、早い小型も遅い大型も触れるように小さく・小さく誘い続けて、小型は誘い掛け、誘い掛けにできない良型にはロングステイで穂先を押さえるくらいのところで乗せ合わせという具合に、魚のサイズを判別しつつ釣り進めました。

鈎の設定も狙い通りで、遅い良型は上と下のスピード6.5ロングに、そして早い小型は真ん中のワイドフック2.5によく掛かりました!

誘いも、幅と速度が合っていないと魚が触ってこない状況でしたので、早い段階で誘い方が判ったことで数を伸ばすことができました。

もちろん釣り座が良かったことで、アタリの数が多かったのは事実です。

 

12時30分頃、竹岡沖へと移動し実績ポイントを3か所程流しますが、魚からの反応は薄く1枚追加したのみで、再度鴨居沖に戻りました。

ちょうど潮が変わったタイミングで活性が上がったのか、残り30分でダブルありの4枚追加し13時30分に終了のアナウンス。

釣果は26枚。

小鈎設定のため、底バラシ2枚、空中バラシ1枚と、まだまだ反省点はありますが、大・中・小、高活性・低活性、すべての魚を相手にできたので納得の釣果です。

 

 

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結果は優勝!!

 

 

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とうとうやりました!!

 

 

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ファイナリストの皆さんと♪

 

 

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正直、今まで苦しいシーズンもありましたが、これで全ての努力が報われました。

これも、日頃から仲良くして下さる全国の釣り仲間、釣りを楽しませてくれる船宿様、グローブライド㈱様、私の釣り活動を理解してくれる職場の方や家族支えがあってこその結果です。

この場をお借りして全ての皆様に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

 

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