アングラー:小野 信昭


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小野 信昭さんの記事
2015.5.4

平塚沖の2種のキス

1日中、凪との天気予報だったので、深場の高級魚を求め平塚沖(神奈川県)へ出航しました。

といっても、オデコになる可能性も高いので、万一に備えてシロギスタックルも積載済です。

まずは水深250メートル付近にてアカムツ狙い。

アカムツは、錦織圭選手が全米オープンで準優勝後の帰国時インタビューにて「ノドグロ食べてぇ~!」といった魚で、超が付くほど美味しい高級魚です。

でも、そう簡単には釣れるものではなく、いつものことながら沈黙の海が続き、時間だけが経過します。

私の場合、「ノドグロ食べてぇ~!」ではなく、「ノドグロ釣りてぇ~!」と叫ぶこと、4時間、結局、夢、破れました・・・

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途中、釣れたのはシロギスに少し似た姿のこの魚、「オキギス」。

深場の高級魚を狙う人にとっては、どちらかというと嫌われる魚ですが、実はかまぼこや練り物としては最高の食材なのでしっかりキープ。

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午後からは浅場へ移動し、シロギスを狙います。

水深30メートルから5メートル刻みで浅い方へ移動を繰り返しつつ、アタリが出るポイントを探します。

しかしながら、春濁りと赤潮の影響なのか?思いのほか大苦戦。

アタリが少ないうえに、食い込みが浅く、ハリ掛かりさせるのも苦労します。

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そんな難しさがかえって釣り人魂に火を着けます。

入れ食いよりも、少し苦戦する方が「釣れたではなく、釣った」を実感できるので私は好きなのです・・・と、強がってみたり。

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結局、15時半まで粘って、12センチから22センチまでのシロギスが13尾で沖揚がり。

当初考えていた、高級魚(アカムツ)には出会えませんでしたが、終日、凪だったので1日中、楽しくキス釣りができました。

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オキギスは薩摩揚げにしました。

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今回、初めてタケノコを入れましたが、絶妙な食感のハーモニーが味わえ、最高に美味でした。

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シロギスは定番の天ぷらですが、釣りたて、揚げたての美味さはいうまでもありません。

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あぁ、ゴールデンウイーク、最高だ~!!

 

今回使用したタックルは以下のとおりです。

オキギス釣り

ロッド: リーディング 82 MH-160MT 

リール: シーボーグ 300MJ-L

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2300

ライン: 棚センサーブライト+Si 3号 400メートル

仕掛け: 市販の「ライト深場五目」

オモリ:  100号

エサ: サバの切り身

 

シロギス釣り

ロッド: ライトゲームXV S-150

スピニングリール: フリームス 2500

ライン: 棚センサーブライト+Si 0.8号 200メートル

エサ: ジャリメ

 

なお、神奈川県には「遊漁に関する申し合わせ事項」として以下の取り決めが存在します。

「相模湾(葉山町地先から湯河原町地先)では、9から12月の間はキス釣りをしないようにしましょう」

 

なお、平塚フィッシャリーナの利用方法につきましては、当方のホームページ内のコンテンツ「平塚フィッシャリーナ」に記載してありますのでご覧ください。

 

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを  (^o^)/