この度、極鋭カワハギレッドチューンSFがN-SFとして5年ぶりのリニューアルとなります!(長文です)
あまり公にされてないですが、トーナメンターの間ではまことしやかに行われている「SF釣法」を研ぎ澄ますべく、さらに痒いところに手が届く、ダイワカワハギ史上最高のトーナメントロッドが完成したと思ってます!(毎年言ってますが)
まず『SF』とは何の略かといいますと非常に柔軟なスーパーフレックスティップの略なんですが、前作と何処が変わったか?
さらに最先端が7mmくらい長くなり、キャスト&カーブフォール後の誘い下げゼロテン時の繊細な触れアタリがしっかりでます。
また最先端が柔らかくなったのでバランス上、穂持ち部分が少しパワーがあるように感じますから仕掛けの操作性、誘いやすさもレベルが上がってます。
また元部(厳密にいうとリールシートの上のバット最終部)のパワーも少しアップ・芯残りしてくれていますから、キャスト→カーブフォール中の縦竿時にも掛けやすさが向上しました。もちろん大型魚も抜きやすく、手返し性もよくなっています。それでいて軽さは前作より4gも軽くなって58g、ダイワで一番軽いロッドです。
■スーパーメタルトップはもちろん感度の増幅効果があるのはもちろんですが、通常のグラスやカーボントップでは攻められない領域まで調子作りができます。
■軽量AGSガイドについても軽くて伝達の良いカーボンは最高の素材というのは間違いないです。
穂先が金属なのはアタリ増幅効果がありますが、ガイドの金属は負担になります。
■感度ビンビンのAirセンサーシートについては、個人的には、『リールシートは強度が保たれればできるだけ小さく、スリムなほど手感度が良い』と感じています。
リール取り付け部、キャスト時等にすっぽ抜けない最低限のトリガー、EVAグリップも出来るだけスリムにすることで穂先から入ったシグナルを鈍らせることなく伝達してくれます。
■『良いカワハギロッドを作りたい』という熱く、長い開発の歴史で積み重ねたESS(エキスパートセンスシミュレーション)が常に時代の最先端がもとめる調子、感度、バランスを追求してきました。
これらのダイワテクノロジーは前作より引き続き踏襲しています!
それでは核心の『SF釣法』の概念とは?
各カワハギ大会でなぜこのSFロッドを使用した選手が必ず上位に入賞してしまうのか?それにはいくつかの理由があります。
まず、従来の「カワハギ専用ロッド」と言われる9:1調子では穂先も胴も硬く、いわゆる手感度だけに頼った釣りになってしまい、食い込むか食いこないか微妙な魚はバイトに持ち込めず弾かれ、拾える魚は限られてきてしまいます。
手に感じる=カワハギに違和感を与えているだからです。
柔軟な穂先と穂持ちを利用しながら常に小さな誘いを掛け、カワハギが餌をくわえた瞬間に違和感を与えず食い込ませてバイトに持ち込むことができます。
そしてこの「N-SF」の凄いところは、カワハギに違和感を与えない非常に柔軟な穂先、穂持ちを持ちながらかつ、めちゃくちゃ手感度に優れていることです。
通常しなやかなロッドは目に出る感度(目感度)は抜群にいいのですが、手感度は吸収されて鈍ってします。
しかし上記ダイワテクノロジーの①スーパーメタルトップ、②AGS、③Airセンサーシート、④ESSによりその矛盾を見事に両立しています。
基本的な『SF釣法』は大きく分けて2つ!
一つは、カワハギが散らばっている場合はキャスト→カーブフォール→カーブフォール→ゼロテンの『横の釣り』
カーブフォール中の触りは手感度、ゼロテン時のアタリは目感度としてアタリをとります。
もともと手感度に優れたSFに加え、今回穂先最先端部を約7mm程度長くなった『N-SF』はゼロからマイナステンション時の震えるアタリをより大きく表現してくれます。
カーボンやグラストップでは達成できません。
もう一つは、カワハギが平場より根回りにいる時はキャストして広範囲を攻めるのではなく、船下でオモリを海底からオモリ1個分くらい切った、いわゆる「ちょい宙」の釣り。→こちらが実は『SF釣法』の真骨頂なのです。
しなやかな穂先と穂持ちで仕掛けを竿一杯上からユラユラ揺らしながら誘い下げをして、カワハギを上手く下を向かせ、違和感無く餌を吸い込ませる。ただアングラーは仕掛けを揺らしているだけでオートマチックにヒットに持ち込めます。微調整はハリスの長さと揺らすスピードに緩急をつけるだけ!
自分自身、タチウオ、マダイ、マルイカ、アジ、イサキ…etc、いろんな釣りをします。でもカワハギ釣りは一番簡単な釣りだと常々言ってます!
この『NEW-SFロッドとSF釣法』で、今年のカワハギ釣りも【簡単・楽しく】なること間違い無しです!
また8月末から今年も『2020カワハギミーティング』もスタートの予定です!
是非、詳しくは開催店舗にいらっしゃって、現物を触ってお話を聞きにいらっしゃってください!
よろしくお願いいたします!