〈林〉遊び心
先日の伊東でのマルイカ・カワハギリレー、気の合った釣友との仕立ならではの語らい、それは何も釣りのことばかりではなく、お酒の席でのこと、家族のこと、一番多いのは他愛のないスベッタコロンダの笑い話、いわばバカ話しに花が咲きます。
釣りでお知り合いになったのですから、人生の先輩後輩、女性もいらっしゃれば、もちろん個人個人の仕事、社会的立場はまちまち、バラバラです。
でも、釣り人の前に人であるわけで、釣りでお会いする度に味わい深い魅力のある方々が先日集まりました。
そんなとき、仲間同士の仕立て船なので、両隣の方々に断ってから秘密の仕掛け、秘密のエサで釣りをする方もいましたし、美味しい料理を持ち寄ってくださる方もて、楽しい時が過ぎて行き、思い出に残る楽しい釣りとなりました。
釣りなのですから、釣れないよりも釣れた方がいいわけなのですが、そんな日は釣果は二番目、三番目で、個人的には今季マルイカワースト記録でした・・・(笑)
普段乗り合いでは出来ないこと、それは釣り座の変更であるとか、釣り物によっては2本竿でやってみるとか、一人だけ違うタックルを使ってみるなど、遊びの幅が広がり、万一オマツリなどしても、そこは気心の知れた相手とのこと、そう大きな問題にはならない筈です。
釣果に重きをおく釣りも大切だと思いますが、遊び心を大切にする釣りも一興で、それを分けながら皆さんに楽しませて貰っている自分がいます。
そんな素晴らしい釣友の方々、以前は釣りに行く前夜は釣りのことで頭が一杯でしたが、先日の前夜は、翌日釣り船でお会いする方々の顔が浮かんできては笑顔で消え、浮かんできては・・・ の繰り返しでした。
そうやって前夜思い出していた表情そのままに、よしゆき丸さんの釣果情報に掲載された皆さんの笑顔。
そんな楽しかった釣行を反芻して、つい思い出し笑いをしている自分がいます。