アングラー:林 良一


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2010.3.9

前身あってこそのミッドスッテ

先日の記事で、「進化するミッドスッテ」と銘打って、今期新たに登場したニューフェイスのミッドスッテをご紹介させていただきました。

今シーズンのミッドスッテ、それはただ新しいだけではなく、より進化した、先シーズンのそれを凌駕する・・・、確かにその通りなのですが、いやいやでも?なにか忘れていないでしょうか?

先シーズン良い思いをさせてもらった、去年リリースのミッドスッテを振り返ってみてはいかがでしょうか。

冒頭から混乱するような文章、ただただ頭を垂れるだけなのですが、僕にとって先シーズンに実績のある、今手元のスッテケースに並ぶそれらは、やはり忘れがたいものがあり、是非ご紹介してみたいと思ったのです。

 

いわゆる「ハダカ」と呼ばれる、ボディーの外側にイトを巻いたり、布を張ったりの装飾をしないこのタイプ、思わず「ニヤリ」とする方も多いかと思われますが、先シーズン僕も「ニヤリ」としたことが幾たびもあるのです。

 

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海中の少ない光量を増幅して、このスッテの周囲にいるマルイカにアピールし魅了してしまうであろうハダカタイプ、今期健全、スタメンのスッテには欠かせない一本となっています。

 

 

このタイプ。

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上スッテと下のスッテ違い、お分かりになるでしょうか?

そうです、両方ともレインボーなのですが、上はボディー内に泡(気泡)が見えますが、下はボディー内にメタルのウエイトが見えます。

一見同じに見えるこのスッテ、おのずとスッテ自体の重さ異なるため、双方その利点を使って仕掛けに配し、マルイカの活性いかんよるアピールを考えながらの攻略組み立てに一役かいます!

 

 

さらにさらにこのタイプ!

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先シーズンドギモを抜いたウエイト・イン、個人的にはスッテに革命をもたらせたといっても過言ではないと思っています。

ケイムラボディーの写真中央の二本、マルイカの反応がよいときがあり、そんなときに限って根掛かりでロスト・・・、船上で、別のメタル・インスッテの表皮をむしり取り、急遽作って釣果に貢献した二本です!

 

 

 

そしてこのタイプ。

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昨シーズン、センセーショナルなデビューを果したメタルスッテ。

去年使ったその瞬間から手放せなくなりました。

個人的には仕掛けの一番上に配して使うことが多いのですが、カワハギ釣りの中オモリのように使う場合、例えば今期発売された、サイズアップ=ウエイトアップされたメタルスッテ一個では、潮が効いていない、水深が浅いなどの条件でやや重い場合、昨シーズンのメタルスッテを一個、そしてメタル・インを次に配してしてみたり、はたまた昨シーズンのメタルスッテを2個配してみたりと、イメージ、イマジネーションが楽しく、それが一杯の価値あるマルイカを釣り上げるこに繋がって行ったりと、マルイカ釣りの奥深さよろしく、スッテの組み立ての面白さに繋がって行くと思います。

そして、赤マジックチューンでオリジナルスッテに!

 

個人的にはこんな風な楽しみ方もしているマルイカ釣り、今シーズンの精鋭ミッドスッテ、先シーズンの実績ミッドスッテ、組み合わせをイメージし、価値ある一杯を是非手にして下さい!!