〈林〉湾フグ釣り教室 at えさ政釣船店さん and 湾フグX!
以前湾フグ釣り教室にご参加いただいた方々より昨年から、「次回の湾フグ釣り教室はいつやるのですか?」という、不肖講師としてはたいへんに嬉しい問い合わせをいただいていており、「それではセッティングいたしましょう!」と、白子シーズンに突入している5月10日(土)、羽田のえさ政釣船店さんにて、湾フグ釣り教室を開催させていただきました。今回は19名様のご参加をいただきました。いつもありがとうございます。
当日は釣り座決めの受付けを、僕は出船前のレクチャーの準備があるために三浦くんにバトンタッチ、僕は船へと移ります。佐藤君の作ってくれたカードを引いていただき、皆さんの釣り座が決まります。
当日はどこよりも早く、Xシリーズのロッド「湾フグX」のお披露目の日でもあり、出船前のレクチャーでは、湾フグ竿についてやや時間を割き、ご希望の方に湾フグXの試釣りをしていただきました(湾フグX、Sap Sasカットウバリはについては、次回の記事に詳しく掲載いたします)。また、リールや仕掛けなどのタックル類も詳しく解説させていただき、基本的な釣り方、特に核心部分は繰り返し述べさせていただきました。
さて、やや北風を感じる中定刻に出船、岩越船長は大貫沖を目指します。当日は、湾フグ釣りが初めてという方も数名いらして、ポイントまでの航行中にエサのアカエビの剥き方、ハリへの付け方などをレクチャーして船内を回ります。ポイントまで約1時間15分、アンカーを入れ、お待ちかねの釣り開始です!
やや濁りがあり潮止まりの時間帯でしたが、左舷艫寄りの柳澤さんが船中1匹目の大型ショウサイフグをGET! 白子の期待が持てます(実際大きな白子入りでした)!! その後もポツポツと、遠いアタリながら、大型が上がります。
三浦くん、早速湾フグXに入魂していただきました! ありがとうございました!!
当日は北風ではありましたが晴天、日差しが強かったため、ご参加の方が見つけてプレゼントしていただいたコーラで喉を潤します。 ありがとうございました。(ちなみに、サッカーは苦手だったりして・・・、笑)
これは、ひときは大きなショウサイフグですね~~! Sap Sas カットウバリにガッチリとフッキング!!
上記の3枚の写真は、3度目の場所での連釣した時のものです。近くの釣り座の方がフグを取り込んだ時、バタバタと周辺の釣り人にアタリがある典型でした。ピンクのウエアーの高橋さん、チャンスにご自分を信じ切り、貴重なフグをGET! 誘い→アタリ→アワセ→やり取り→取り込み と、高い合格点の一連の動作を隣で拝見させていただきました。おめでとうございました!!
後半は、「アカメのポイント行ってみましょうか!」と岩越船長。根回りのポイントでアカメが上がります!
白子はこんな具合です! 焼いても、湯がいてぽん酢で食べても絶品、今時期限定の贅沢です!!
さて、僕は「楽しく、楽しく、真剣に!」釣りをすることを心掛けていますが、釣り教室では、まず「真剣に!」がありきで、ご参加の皆さまも、よりス
テップアップ、スキルアップを目指してご参加されているとお見受けできます。そんな中、僕も真剣でありたいと思っていますし、出船前のレクチャーでは、僕の釣りへの取り組み方なども織り交ぜながらお話しをさせていただいたいます。
アタリとアタリのインターバルが長く、アタリを出すことが最大のテクニックとも言える湾フグ釣り。それゆえ面白く、大の大人が傾注してしまう要素が多分にあります。アタリが明確に出る専用竿を使い、基本を忠実にトレースし、集中力を切らさず根気良く釣っている釣り人の穂先にアタリは訪れます。
難しさ、テクニカルさが魅力の湾フグ釣り。個人的には「カワハギ釣りの裏砥ぎのような釣り」だと思っています。
次回の「湾フグX・Saq Sasカットウバリ」に続きます。
【湾フグ釣り教室のご案内】
今回の湾フグ釣り教室の下船後、ありがたいことに、ご参加の皆さまから「もう一度」との声をいただきました。そこで、来たる6月1日(日)、同えさ政釣船店さんにて、湾フグ釣り教室の追加日程を組みました。まだまだ白子のシーズ中、そして、ご希望の方に、DAIWAの新たな湾フグ専用竿「湾フグX」を貸し出させていただきます! このチャンスに是非ご参加いただけたらと思っております。 参加ご希望の方は、直接えさ政さんにご予約をお願いいたします。