〈林〉LTマルイカ釣り教室 at 五エム丸さん
予てから予定していた、神奈川県葉山の五エム丸さんにてのLTマルイカ釣り教室は、荒天の為当初の日程の2週間後、4月13日(日)に開催となりました。当日、春の凪日和にお集まりいただいたのは17名様、今回は小沼TERUさんと林マサくんがお手伝いに来てくれました。
出船30分前より、僕の釣り教室では恒例のレクチャーを船上で始めます。レクチャーでは、毎年年初め頃より釣れ始めるマルイカ釣りの変遷についての後、ロッド、リールなどのタックル、基本的な釣り方、スッテのチョイスなどを約30分間お話しさせていただき、定刻7時に出船となりました。
出船後しばらく航行して、船長は亀城根で船をスローダウン。マルイカの反応を探すも見当たらないようで、早々に切り上げ城ケ島に船を向けました。城ケ島が東に見える50mライン、船長は真剣な眼差しで魚探を見やりながら、クラッチのON、OFFも細やかに、春凪の海に船を微速で滑らせていきます。しばらくすると突然のリバースギアに胴震いしながら、次の瞬間には後退する船、待ちに待ったマルイカの反応です! 下がる船足がなくなる寸前に開始の合図、皆さん一斉にオモリを投げ入れます!!
最初に口火を切ったのは、堀江さんも所属している横浜カワ研の藤田さん。見ていると、硬めのセンサー・レッドチューンを使い、オモリを切り、チョンチョンと誘いを入れた後ステイ。その後に訪れる極小さなアタリを掛けるタイミングが絶妙でした。流石カワハギの宙釣り名手の藤田さん、そのパターンで次から次へとイカを掛けて行きます!
その後も船長は丁寧に反応を探してくれ、途切れがちな薄い反応の中を微速で、その中でも濃い反応があると船を止め合図が出ます。ただ、10隻近くの船が付近でマルイカの反応を探しており、反応があっても叩かれた後なのかアタリの出ない時もありました。そして、春特有のヨゴレが漂う潮で、若干濁りが収まったというものの、ラインにはヨゴレが付いてくる状態でした。それでも良い反応に当ると、複数の方々の竿が曲ります!
穏やかな陽気で暖かく、反応を探してゆっくりと航行しているときなど、今日の釣り教室で初対面同士の方が談笑している風景を、舳に腰を下ろし、微笑みながら眺めていました・・・。 すると突然のリバースギア! ほぼ無風の海上のこと、高回転のディーゼルエンジンから吐き出される黒煙の中に船は入って行くのですが、そこは皆さん、談笑は止めて片手にオモリ、片手に竿を持ち、投入の合図はまだかと耳を澄ませているのでした(注:僕もおんなじです・笑)
そんな中スッテの傾向をみていると、ケイムラハダカ、マッチャに分があるようで、光を透過するハダカと、あまり透過しないマッチャの、相反するスッテにマルイカの反応が良いようでした。
トップは27杯、平均でツ抜け弱といったところでしょうか。ここのところの相模湾の状況では、釣果はまあまあと言ったところだったようです。
下船後は五エム丸さんより 景品として、なな何と! アナリスター マルイカ 73 M-175を出品していただきました!! 勝者がなかなか出ず、数回繰り返した激戦のジャンケン大会にて、見事アナリスターをGETしたのはこの方、牧野さんでした!! おめでとうございます!!
最後に集合写真を撮り釣り教室は終了いたしました。ご参加の皆さま、ご満足いただけましたでしょうか。
帰りの宿では熱いおしぼりを手渡され、若女将特性のポテトサラダを挟んだパンに舌鼓いたしました。
ご参加の皆さん、五エム丸さん、テルさん、マサくんありがとうございました。
今後はまた五エム丸さんにて、マルイカ釣り教室、カワハギ釣り教室を開催させていただくかも知れません。その時は皆さま、また是非ご参加いただければと思っております。
五エム丸さんHPより