〈林〉今季初マルイカに行ってきました!
宮澤さんより「永田さんとザ・フィシングのロケがあるんですけど、一緒に乗りませんか?」とのお声かけをいただき、2月17日、茅ケ崎の一俊丸さんに行ってきました。前日まで、降り積もった雪により高速道路が不通でしたが、東名高速が未明より厚木まで開通し現地に無事着くことができました。今回はこのようなメンバー(前田さん、顔が隠れてしまった・謝)と村越さん、ナオミさんも乗船します!
まだ雪が残る凍てつく砂浜を、久し振りのマルイカ釣りに高鳴る期待を胸に港まで歩きます。当日のスタメンスッテはこんな感じです。ハダカ中心に、アクセントにマッチャを入れ、今年のスッテも混ぜてみました。
僕は左舷舳の釣り座、隣にはかやごん。右舷舳には永田さん、宮澤さんと並び、出船前からロケスタートです!
オープニングの撮影終了後、舫いを解かれた船は、港を出てすぐのエボシ岩付近の水深70mから開始します! 最初、去年発売されたAGS-Aにシーボーグ150J+超軽量スーパーAIRコード、ラインはハイパーメガセンサー08、ドラゴンシンカー50号のセッティングで様子を見てみます。開始第一投、この辺りの底質は泥のようで、 着乗りを期待して竿を上げると、泥に食い込んだシンカーを引き出すとき、あたかもイカが乗ったように竿が曲り、一瞬ぬか喜びしてしまったものの、その後はシンカーを切り、ジワリジワリと聞き上げ、竿先の曲りの変化を凝視します。
最初に顔を出したのは小振りのマルイカでした。隣のかやごんもマルイカを取り込んで、お互い笑顔で再度仕掛けを落とします。するとすぐにアタリ、今後はムギの一荷でした。(僕はこの後2時間、ムギに好かれ17杯(笑)、右舷の宮澤さん、永田さん、かやごんは順調にマルイカを釣り上げるのに・・・、何でだろう(笑))
釣りを始めて30分位したところで、ジリオンを付けたメタリアM-145に持ち替えてみました。すると、電動タックルより軽さが際立ち、アタリを取る際の姿勢も楽に保てるのですが、移動の際の空巻きや、いざマルイカを掛けてからのリーリングは、電動に慣れてしまっているせいか、汗が出始めてきました(単に運動不足か?)。
その後、今年デビューのAGS-Fにシーボーグ取り付けて釣ってみたところ、先程のメタリアとフィーリイングは似ているものの、チタントップが長くしなやかで、胴から手前はしっかりした感があり、水深70mで50号シンカー、100mオーバーで60号シンカーでもハンドリングに難はなく、極ユックリと聞き上げている祭の、穂先を止めるような小さなアタリも弾くことなく=イカがスッテを放すことなく、「釣り手が作るモタレ」として感じられることに驚かされました!
下船後、開発者の1人である永田さんに窺うと、「先は6:4、手前は8:2で作ったんだよ」とのこと(永田さんのブログにも記載済)で、その一言に「う~ん、スゴイ!」と、何度も首を縦に振ってしまうのでした。
AGS-Fで、胴長15cm程のマルイカを掛け、ドラゴンシンカー50号の負荷で中速で巻き上げているときの曲りはこんな感じです。
さて、ロケも後半、船の移動中、余裕の出てきたお二人にカメラを向けると、なぜだか「天地創造」のようなポーズをしてくれました(謎)
※ザ・フィシングの放映は3月1日(土)の予定です※
日も高くなり、水色も澄んでいる後半、明らかに朝のサービスタイムとは違った誘い、違ったスッテになっていきました。というのは、反応があっても乗らないこともあり、「マルイカはスッテを見てはいるけど釣れない時間」が長くなってくると、タタキなどには警戒してしまうのか、スッテを動かさずにジックリと見せて、見せて見せてチョットだけ誘いステイ、その後のアタリを掛けに行きましたが、スッテも、朝はマッチャ、ピンクハダカ系が良かったようですが、日中はケイムラハダカ系に分があり、海面にシラスも沢山泳いでいることこらか、後半は随分とコイツに助けられました。
終ってみれば、前半のムギに
られ(笑)ムギが23杯、マルイカは30杯でした。
今シーズン初、久し振りのマルイカ釣行でしたが、日並良く、気心の知れたお仲間との釣りは、いつになく楽しいものとなりました。
さあ、この週末、またどこかへマルイカを追いかけに行こうかな・・・