〈林〉2013新米杯
今年の新米杯は大規模でした。総エントリー者数177名、賞品の新米は合計1200キロ! まさに会場の勝山港を圧巻する規模でした。
11月24日(日)、午前3時の勝山港に到着すると、前日から到着している前乗り組みを含め、まだ暗い最中、いつもより人影が多く、ご参加の皆さんの期待が窺われます。集まっては談笑している多くの方々の活気に押され、4時の受け付けを待たずしてエントリー開始です! 船リーダーの僕は、勝山港を半周した新盛丸さんに速やかに移動しました。(この後は萱沼さん、湯澤さんが沢山写真を掲載してくれていますので、当日の釣況を書こうと思います)
全ての船は6時出船、まずは港を出てやや南に下ったエリアに船団ができました。水深は12mと浅く、船中コッパが上がる中、僕のファーストヒットは22cmのやや良型のカワハギでした。小1時間ほど経ったとき、右舷舳の高橋さんが5匹、左舷舳3番の僕はこの1匹のみで、彼いわく「2m位タタキ上げた後、ユックリと下して行き、その間のアタリを取り底まで連れて行って掛ける」だそうで、そのパターンでしばし釣ってみますが残念ながらアタリは出ず、ややカジメの中をキャストを繰り返してしまうのでした・・・。
2時間位経ったところで一時食いが立ちコッパを連釣、一気にツ抜けに近づきました! コッパ対策は色々とありますが、個人的には釣り方とハリの選択ではないかと思っています。例えばハリであれば、ワイドフックで太くて短いハリスを使い、ハリ先だけで掛けて行く釣り方や、スピードの小バリでオーソドックスに、はたまたマルチの小バリが有効な時もあり、それらを状況に応じて使い分けています。
さて、後半は富浦沖に移動中、船内を回ってみましたが、右舷艫の鈴木孝さんが19枚でトップ、その時僕は13枚でした。富浦沖では船団より離れ、やや浅い25m付近(僚船は35m付近を攻めたそうです)を攻め、時折掛かる中~大型にハリを伸ばされたりしますが、「枚数勝負」と小バリを貫き16枚で終了いたしました。
帰港中集計をしてみると、トップは鈴木孝さんでしたが、16枚が僕を含め船内3名、内1名は24cmを持っていて、僕は22cm、後のお1人は特に大型も小型もいないとのことで、船内5位で新米をいただくことができました(嬉)
大規模な大会ながら、皆さん楽しく、楽しく、真剣に! 来年の新米杯も今から楽しみです!!
追記
11月25日発売の「つり人」誌に、〔ゼロから始める船釣り超入門〕と題し、カワハギ釣りの講師を担当させていただきました。
ここでも RYO’S METHOD 全公開です。是非ご覧いただければと思います。