〈林〉TKB第4戦・えさ政釣船店さん
今年のTKBは11月17日(日)を持って予選は終了となり、決勝を待つばかりとなりました。そんな予選最終日、大田区羽田のえさ政釣船店さんにオープン参加させていただきました。当日は2艘出しで参加者数39人と大盛況! 僕は岩淵船長が舵を握る大型船に乗船させていただきました。
暖かな朝。宿沿いの多摩川の護岸に腰掛けアサリを剥く方々の表情も和んでいます。出船前のルール説明には、カワハギ船の船長からお聞きした昨日の状況を織り交ぜ述べさせていただき、その後出船となりました(寄りかかっているように写っていますが、上着が触れているだけです)。
航行中も暖かく、もうじき12月とは思えない位の気温で、僕は防寒ウエアーを着こんで行きましたが熱い位、ポイントの竹岡沖もべた凪、DAIWAののぼりがはためいた時にパチリ!
僕の船は6名の予選通過者が乗っており、今日通過できる方も6名なので、計算によってはかなり高確率で決勝へと駒を進められることになります。
女将さん、船長さん達のご好意で、僕も胴中で竿を出させていただきます。すると、1匹目のカワハギと一緒に上がってきたのは・・・ ヒラメの稚魚? ちょっと「ふなっし~」に似ていてかなり可愛いなっし~(笑)
最初は20m辺りを攻めましたが、外道が多く、カワハギの形が揃わず、程なくすると航路に移動します。潮止まりも近づいていることから、ここでは宙から誘い良型を連荘、アタリが小さく遠くなると宙から底へ、オモリを着けたままのゼロテンションで、目感度では出ない手感度での、カワハギがハリを噛んだアタリを掛けに行き数匹追加します。
愛竿 極鋭1455AIRは、スーパーメタルトップとXトルク、軽量チタンガイドを装備していて、10年前に華々しいデビューを飾った旧1455の良い所はそのままに、ぜい肉をそぎ落とし、カーボン繊維をスパイラルに巻き付け感度アップしたことにより、感じられなかった竿先に出ないアタリでもシッカリと手感度として感じることができ、今まで獲れなかった1枚を手にできることを、またあらためて体感できました。
大型船の航路脇のポイントでは、東京湾ならではの風景も楽しめます!
べた凪の海でしたが、ウネリを伴う南西の風が予報よりも早く、11頃より吹いてきてしまい、大型船の往来の引き波などもあり、海底付近での仕掛けを安定させる意味で、シンカーを重めに打ってみました。
尺ハギも出て大賑いの船内。そここで、たまに大型が顔を出しています。
定刻30分前より検量を行い沖上り、果たしてどなたが決勝に進出するのでしょうか!?
桟橋に着き、船2艘を横並びに係留したまま表彰式です。僕の乗った船ではこちらの6名様。何と女性の方が4人決勝進出です!!
普段乗り合いのカワハギ船の舵を握る船長の船はこの方々が決勝進出を果たしました。おめでとうございます!
そして、この船では、こんな大型も釣り上げられていました! お見事です!!
その後は宿でお茶をいただきながら、さめやらぬ釣り談義をする方、喜んでいる方、はたまた苦笑いをしている方など、もう皆さん、次の釣りに向かっての想いを馳せているようです。
えさ政さんでは、在庫があればシジミなどの販売
していて求めて帰途につく方の姿も。そんな僕もアサリを分けていただき、今後の新米杯、TKB決勝の為に、帰宅後せっせとアサリを剥くのでした・・・(笑)
さて、いよいよ12月7日(土)はTKB決勝戦です(予備日14日・土)! 決勝進出された方々、楽しく、楽しく、真剣に! よろしくお願いいたします!!