アングラー:林 良一


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2013.5.1

〈林〉再び春カワハギへ!

ゴールデンウイーク前半の最終日、4月29日(月・昭和の日)に、TERUさん、佐藤くん、ムナゾーさん、MATSUさん、キングくん、マサちゃん、りょうの7人で、久比里の巳之助丸さんに乗っ込みカワハギを狙って行ってきました。

当日は快晴で無風、出船前、浩樹船長の船でアサリを剥いているとかなり暖かな感じです。今日のタックルは前回を踏まえ、20mより浅場を攻めるだろうとの予想で、硬めの竿が好みの僕には若干柔らかに感じる極鋭 カワハギ AGSに、リールはスマックレッドチューン、ラインはハイパーメガセンサー0.8号で挑みます。

 

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ポイントは剣崎灯台南側の水深15m付近です。薄濁りで、汐見よりも潮はそんなに効いていません。序盤、エサを居食いするかのように盗って行く好敵手に苦戦する中、左隣のマサちゃんは開始から快調に飛ばし、1時間半位でツ抜けとハイペース! 序盤は追い付こうにも中々追い付けずでした。

アタリが小さくついばむようなエサの食い方をするカワハギに、「吸い込まないのであれば引っ掛けてやろう」と、スピード系のハリからワイドフック系のハリにシフトしますが、号数は3.5号、ハリスも3.5号、それも3cmの短ハリスに替えると、柔軟なAGSの穂先にシグナルが増え始めます。

オモリ着底→オモリトントンで1号のシンカーごと仕掛けを揺らす→ステイ→ガイドのリング程の小さなアタリに50cm位竿先を跳ね上げる→すると、AGSが綺麗な円弧を描き、騙し打ちに合いカブリを振りながら逃げ泳ぐカワハギからの挙動が伝わってきます!

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そのような、幹糸を張りステイ中心でアタリを探す釣りの場合、中盤から風が出だしてきた当日はゼロテンションの精度が問われるところになり、揺れる船上でも、竿のストロークが間に合う船の上下動であれば、パーミングの強弱+指先の柔軟さ+腕の振幅、曲伸を使い、可能な限りゼロテンションを維持することを心掛けます。そこに誘って焦らす=仕掛けを動かしているの後、「どうぞ」とばかりカワハギに食う間を与え、その後の微細なアタリに掛けに行きます。

仲間内では平均は20枚弱と言ったところでまずまず、テクニカルな春カワハギを堪能いたしました。

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下船後は平作川対岸のリンガーハットにて、湾フグ釣りに行っていた村上さん、須川さんを交えてのプチ反省会。話しは尽きずについ暗くなるまで・・・(笑)

難しく面白いカワハギ、また行ってしまいそうです・・・(苦笑)