〈林〉1日で2度楽しい・モバイルフィシング!
4月20日(土)、羽田のえさ政釣り船店さんに電車で集合、GONさん、き~よんさん、NORIさん、ゴウちゃん、ムナゾーさん、オヤジマンさん、須川さん、柳澤さん、たけちゃん、りょうの10名でモバイル・フィッシングに行ってきました。今回はモバイルフィシングに加え、「湾奥エイド」も開催、ご参加の皆さんに募金を募り、震災孤児にと後日あしなが育英会に寄付することをお伝えしました。気になる釣り物は数日前までシロギスやアジなの候補もありましたが、最終的にはやや釣果が上向き白子シーズンの入口でもある湾フグに決定いたしました。
当日僕は、最寄り駅であるJR田端駅に、まだ都バスの動いていない時間なので、自転車の荷台にシークールキャリー、船バックを積み込み、ライトロッドケースを背負った出で立ちで、楽しい仲間が集う今日に思いを馳せペダルを漕ぐのでした。
途中の駅でGONさん、三浦ゴウちゃんと合流、キャスター付きのシークールキャリーをコロコロと引きながら午前6時過ぎにはえさ政さんに到着します。すると、後から後から同じ出で立ちの釣り仲間が集い、いつもながらの楽しい釣りの準備にかかります。
僕は今回、A-ブリッツ モバイル 73 M-170にリールはT3、ハイパーメガセンサー0.8号で臨みます。
船は多摩川を下り東京湾へ。ポイントに着くまでに船後部のブリッジで談笑するのですが、当日は朝から厚い雲がかかり気温も3月並みと低く、水温も少し下がったりしていましたが、そんなことはどこ吹く風、あっという間に海堡回りに到着します。
しばらく釣りをしますが、アイナメ、カサゴなどは時折掛かるものの、本命のフグからのシグナルはなく、船は一路大貫沖を目指します。
大貫沖ではあまり潮が効かず、海苔網の下にフグが入ってしまったのかアタリが遠かったですが、三浦ゴウちゃん、NORIさんと、中振りのショウサイフグが顔を見せ始めます!
僕にも待望のアタリが来ますが、フグにエサバリのハリスを噛みちぎられ痛恨のバラシ・・・、その後、重さのない小さな、震えるようなアタリが出ますが、掛けに行っても中々掛からず、そうこうしながらやっと掛けると・・・
煮干し程のメゴチちゃんでした(笑)
その後は遠いアタリながら、船中ポツポツとショウサイフグ、ギマ、イイダコなどが顔を出します。
残念ながら釣果は冴えなかったのですが、下船後は第2部、お楽しみの飲み会です!
宿でお茶をいただき一息入れた後は、女将さんに紹介いただいた「沖縄居酒屋・かりゆし」さんに向かい、皆そろってコロコロと移動します!
ここからはTKB優勝者のマサちゃん、佐藤くんも合流し、もうそこここで釣り談義、談笑、大盛り上がりです!!
ここは飲み物も食べ物の沖縄のものばかりなのですが、ゴウちゃんが当日釣ったフグを提供してくれ、沖縄のぽん酢と練唐辛子で豪華な一品も追加です!感謝!!
途中GONさんが僕の「DKO苦節の2年間」の話しをし出すと、空気が一変皆さん真剣モードになり、僕自身もその頃のことを思いだし、不本意ながら涙が溢れてきてしまうのでした・・・
沖縄の泡盛会社、ヘリオス酒造の渡嘉敷さんより泡盛の知識の説明、試飲などがあり、これもまた大盛り上がりで、おすすめの泡盛の一升ビンが空になって行くのでした・・・
「今日は皆朝が早かったから、飲んで食べて、早めに解散かな?」と思っていたのですが、気が付くと夜も更けていて、楽しい中での解散となりました(ピンボケご容赦下さい)。
穴守稲荷駅にて。
駅でも電車でも、もちろん釣り船でも、履き替えること無く楽しめ+スタイリッシュなライトデッキシューズも1日頑張ってくれました!
1日で釣りと飲み会と、2度楽しめるモバイルフシング。帰り際には「楽しかった」、「またやろう!」など、笑顔笑顔の解散となりました。
自己を追い込み1匹を追及するのも釣りですが、釣りはこんな風に多面的に楽しむことができ、「1日通してこれも釣りなんだなぁ」と、キャスターを引く皆の後ろ姿を見ながら思うのでした。