アングラー:林 良一


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2024.4.1

みんな笑顔のカサゴ釣り教室

えさ政さんの内木船長の十八番で好釣が続いているカサゴ五目乗り合い。

高級ゲストが釣り上がる事もあり、先日は何と48㎝のクロソイも上がったそうです!

 

今回はGW前半に、親子連れでも手軽に楽しめるカサゴ五目釣り教室を企画、多くの方々にお集まりいただきました。

 

出船前の桟橋では、乗り合い船で岩越船長がレクチャーをされていて、お聞きしているお客様は頷きながらの熱心に聞き入っていらっしゃいました。

 

乗り合い船が河岸払いした後、教室の船もレクチャーを始めました。

 

レクチャーでは、カサゴとはどんな魚なのか? タックルは? 仕掛けは? エサは? 釣り方は? などの一連をお話しさせていただきました。

 

レクチャー終了後に出船、女将さん行ってきます!

 

今回僕はこのカサゴ仕掛けオモリを使ってみることにいたしました。

 

カサゴ釣りでは主に2本バリのドウツキ仕掛けを使い標準のオモリは20号、ロッドは軟らかめで6:4から7:1調子のゲームロッドや湾フグロッド、やはり軟らかめのカワハギロッド、それに小型両軸リールにPE1号以上を50m以上巻いてあれば大丈夫なのです。

個人的にはここのところ、出船前にラインのメンテナンスをPE シリコンリッチコートで行っております。

こうすることによりラインの放出がスムーズに、耐久性も向上します。

 

さて、えさ政さんでカサゴ釣りに用意されているエサは、定番のサバの切り身の他特エサとしてハゼを小さくしたようなゴリも使用、これは内木船長が特別ルートで手に入れてくれています。

 

ハリへの付け方は、サバの切り身は端っこをチョン掛け、ゴリは口先1~2㎜のところを下顎から上顎に向かってハリ掛けします。

 

 

最初のポイントは全員安打を目指して本牧埠頭付近、こちらは割と小型カサゴが多い(※小さな個体はなるべくリリースしていただけるようレクチャーでお伝えさせていただきました)ものの時折大型も食ってきます。

巨大なコンテナ船が係留している辺りからスタートです!

 

 

 

 

 

 

さて、割と早い段階で全員ヒット、堤防が作る影が水面に伸びるシェードを形成するポイントに移動、その陰の壁面を狙ってキャストして狙ってみました。

水深は26m位、オモリ着底後ラインを張りアタリを聞きます。

アタリがあればそのままアワセを入れて、無ければ底を切り手前へカーブフォール、幹糸に遅れながらハリスを張りながらエサが引っ張られ横方向にアピールさせます。

オモリ着底直後にアタリ! アワセを入れた後その場で、掛かったカサゴが暴れるのに任せ仕掛けを躍らせます。

すると新たな重みが柔軟なロッドを曲げ、ここでもう一度アワセを入れてダブルで釣り上げました!

 

ロッド:極鋭アマダイ M-185  リール:バサラ  ライン:UVF PEデュラセンサー×8+Si2

仕掛け:快適船仕掛け 胴付 ガシラ・カサゴ 

仕掛けは大型狙いではハリ号数13号、標準で12号、活性低下などで食いが渋い場合はハリスが0.5号細く2.5号の11号を使い分けました。

 

その後大型狙いのポイントに移動しましたが、状況が悪く今一つ、最後は平場で底に根があるポイントに移動し、大型混じりで好調でした!

 

 

 

 

下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただきました。

 

カワハギなど考え深く好敵手と対峙する釣りは、あたかも魚と将棋を指しているかのようなメンタルフル回転の頭脳戦が楽しくもあります。

でも、こういった、ある意味ノンビリとしたカサゴ釣りも一興、ゴールデンウイークの1日、お子さんの「釣れた、釣れた~~!」の声に思わず頬が緩んでしまうのでした。

 

ご参加いただきました皆さまありがとうございました。ご帰宅後美味しいカサゴを楽しまれたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、内木船長、佐護船長お世話になりました。

 

えさ政さんの釣り教室は、5月12日・日曜日の湾フグ釣り教室、5月25日・土曜日のアナゴ釣り教室と続きます。