トラフグ混じりの湾フグ釣り
ちょっと試したいことがあり、釣友の冨永さんとえさ政さんへ湾フグ釣りへ行ってきました。
受付けを済まして内木船長の船に乗船、ロッドにラインを通したり、エビを剥いたりと準備をいたしました。
ポイントは大貫沖、航程1時間程でしょうか、羽田空港の離発着を眺めながら、無風の多摩川を滑って行きました。
さて、当日は下げ始めでやや潮が流れる汐見でした。
「まだそんなに潮が速くないだろう」と、軽いオモリから始めるも仕掛けが流されて行き、最終的にはタングステンの45g(12号相当)で、ラインが斜めになりながら、湾フグロッドのたおやかな穂先が曲がり加減になりながらのゼロテンションとなりました。
そんなオモリのアジャスト中、穂先を震わすアタリに掛けに行くと小型のショウサイフグでした。
ロッド:極鋭 湾フグ
リール:アドミラ A
今回使用しているリール、アドミラ Aのギア比は8:1で、ハンドル1回転で81㎝のラインを巻き取ることができます。
湾フグ釣りでは、アワセを入れた時にカットウがフグのアゴに掛ると、そのままフグが上を向かされた刹那ビックリして泳ぎ出し、カエシの無いカットウを外してしまう事があります。
そんな湾フグ釣りにはハイギアのリールが適していて、オモリも軽い湾フグ釣りの事、ハンドルを巻くのが重いという体感はほとんどありません。
また、そうしたリールの性能をフルに引き出す為、ラインをスプールエッジ一杯に巻いています。
ユックリと潮が速くなってくる中、隣の冨永さんが良型をヒットさせました!
船長はポイントをコマメ移動しながら、新たなポイントで期待を持たせてくれながら快適に釣りをさせてくれました。
誘い下げの最中にSMT(スーパーメタルトップ)を上下に揺らすアタリがありました!
そんな時はそのままの誘い下げで底まで仕掛けを下ろして行き、着底直後のアタリでアワセに行くと高確率で掛かるものです。
引きを楽しみながら「ちょっと大き目かな?」と水面に現れたのはトラフグでした!
これから水温の上昇と共に釣果が上向き白子も入って来るショウサイフグですが、魚ばさみなどで挟もうとしても、暴れる事は元より表面がツルリとしていて中々挟めないご経験はないでしょうか?
今回フィッシュホルダーライト 200でバケツの中のフグを挟んでみました。
魚を挟む部分の突起が全て内側を向いているので、滑りやすいフグでもガッチリと掴むことができました。
日差し、潮の流れも春を感じさせる東京湾でした。
釣ったフグは身欠きにしてくれますので美味しくいただこうと思っております。
また湾フグ釣りに行かなければ(笑)