〈林〉チョイ置きをちょいと・・・
さて、今日は出船中止となってしまいましたが、そんな時もやはり釣り、釣り具をちょこっと改造、いかがでしょう!
今やカワハギ釣りでは無くてはならないチョイ置き船べりトレイですが、カワハギ釣りではアサリとオモリを置き、そして湾フグ釣りではアマエビを置いて愛用しています。今年からはカラーバリエーションがピンク、オレンジ、グリーン、そして従来からのホワイトと4カラーのランナップ! これらのカラーにコーディネイトできるチョイ置きホルダーもリリースされています。
そんな便利なチョイ置き船べりトレイをご自分で更に使いよくカスタマイズされている方もいらっしゃると思いますが、僕はこんな感じで使っています。
エサを置くプラのネット部分がありますが、このネットを外し、ペットのトイレ用の高分子吸収体の入ったシートをトレイより一回り小さく切り、吸収面を上にして入れます。
次にトレイの幅にカットした割り箸を数本シートの上に並べます。
その上から、天地をひっくり返し、上面凹になるようにネットをはめ込みます。
ネットを凹面にセットすることにより、エサはトレイの中央付近におけるようになり、アサリやアマエビからのドリップ(体液などの滴り)がネットを通して割り箸の数ミリ下の吸収マットに吸い込まれます。船べりは当然船と共に揺れ、水平が取れている場所ではないですから、ドリップをマットに吸収させればトレイの底でドリップが暴れることがありません。
「でも、雨天のときはトレイの中に雨水が溜まってしまうのでは?」とお考えの方もいらっしゃると思います。そんな時にはトレイの底を水捌け良く切り取ったこちらをマット無しで使います。
そんな工夫も楽しく、実際に船に乗っていないながら釣りをしているときと同じときめきがあるものです。そしてこれもまた愛用しているチョイ置きホルダー万力にもこんな工夫をしてみました。
不意に釣れてしまうオニカサゴの稚魚などの毒魚、そして外道を外すのに便利なクイックハリハズシが丁度入る内径のパイプの内側を面取りしステイに取り付けました。まだ仮止めの状態ですが、強度面もあるのでどのように取り付けようかと、これまた楽しい思案中です!
チョイ置き船べりトレイの改造は専門の工具など必要なく、カッターやキッチンバサミでOKです! 家族サービスのない休日、鼻の穴を広げながらホームセンターのコーナーを巡るのも楽しいもので、その前後に必ず釣道具屋さんに寄るのも必須なのです(笑)