2015 TKB44決勝 第二泉水さん
前日まで吹き荒れていた西風もおさまり、12月5日(土)、今年のTKB決勝戦が開催されました!
各船湾奥より出船いたしますが、僕は葛西橋の第二泉水さんより選手兼審判員として乗船いたしました。
日の出待って宿の前にてご参加の皆差のエントリーカードを確認、釣り座の抽選を行わせていただきました。
第二泉水さんでは、僕を含め決勝に勝ち上がった18名が乗船、出船前にはルール説明と、当日予想出来うる攻め方なども述べさせていただき、総合、船別、船中の各入賞を掛けて、朝焼けが綺麗な荒川の桟橋より出船いたしました。
当日はこの方、つり情報の根岸社長も乗船されていて、偶然にも釣り座が近くと言うこともあり、楽しい1日の予感です!
各船は竹岡沖の4番ブイ付近に集合、写真撮影の後リーダー船の合図でTKB決勝の開幕、各船狙ったポイントに散って行きました。
小玉船長は20mラインのポイントより開始、さて、どんな展開がまっているのでしょうか?
開始間もなく、隣の佐藤さんに小型ながらヒット! この後もすぐに釣り上げ、早々にリミットメイクまで後1枚です!
ただ、アタリが続かず沈黙の時間が流れる中、右舷艫寄りが何だか騒がしい様子です。行ってみるとなんと、海中からAGS-ボトムを釣り上げたとのことで、そんな幸運なイレギュラーに船中が沸きました!
航路脇には小船団、僕らは浅場を攻めていますが、状況は緩い下げ潮が右舷艫よりに流れていて、艫側有利の展開がしばらく続きますが、前日までの西風の影響か、水温が2℃下がってしまい、潮色も薄濁りと、カワハギ釣りにとってあまり良い状況ではありません・・・
開始から1時間半位経った頃(ちなみに僕は釣果0)早掛けを開始、この流しは結構食いが立ち、皆さんがカワハギを釣り上げる中、早掛けの賞品を配って回ります。
当日我が船が攻めた竹岡沖は、水深が概ね20m前後で、粒根が点在する砂地でした。
南南西の風が少し強い中ウネリもあり、上潮は風に押されていて底潮は緩く上げている状況、水温の低下と濁りの為にカワハギの活性は低いようで、舳の釣り座だった僕は船の揺れを制す為に、仕掛けコントロールにと中オモリを2号→3号→3.5号まで追加しやっと仕掛けを操ることができたのですが、艫側から釣れてくるものの僕の所にはカワハギが回って来ないようで、沖上り1時間少し前までは坊主だったのでした・・・
でも、正午前後に下げ潮に変わる潮見ということが1つ、もう一つは11時半を過ぎてから、小型ながら2枚を連荘できたことを鑑み、ラストに賭ける釣りに徹する為に12時に最初の検量を行い、「大きなカワハギが釣れて入れ替えがれば大きな声でお呼び下さい」と個々にお伝えし釣り再開、12時半頃には29.5cmと20cm弱を上げ、「このままアタリが続けば・・・」と願いながら小型を釣り上げたところでタイムアップとなってしまいました。
当日のタックル
ロッド:AGS-ボトム
リール:スマック
ライン:12ブレイド0.8号
仕掛け:下から6、12、15cmにパワースピード7.5号・2号7cmハリス
さて、沖上り後は表彰式会場の平和島のまる八さんに各船向かいます。
船が係留されたところで、我第二泉水号の船中の順位を決める表彰式を行いました。
1位 73.5cm 藤田 浩旭さん
2位 73.7cm 矢内 和宏さん
3位 71.6cm 五十嵐 力さん
8位 62.0cm なんと林 良一さん(今年はTKB44なので、4+4で8位が入賞)
ブービー賞 半田 誠さん
となりました。おめでとうございます!!
さて、総合、船別の表彰前に、ステージの宮澤さん、児島さんを見やる皆さん。
総合優勝は何と88cm超えのTKBレコード、おめでとうございます!
釣友の三浦くんも6位と健闘、おめでとうございます!!
船別では
優 勝 須原屋さん
準優勝 えさ政釣船店さん
3 位 伊藤優先さん
でした。おめでとうございます!!
彰式が終わると、宮澤さんに見送られまる八さんを後にします。
荒川に入りもうじき今年のTKBは終了、皆さんお疲れ様でした。
下船後は宿の前にて温かな豚汁をいただき暖を取りながら、今日1日を振り返る方、次の釣行の話しをされている方など、兵どもが夢の後、またどこかの船上でお会い出来たらと思っております。
2015年TKB決勝、ご参加いただきました皆さま、ご協力いただきました船宿さん、スタッフの方々ありがとうございました。
さて、来年も大型カワハギを釣り上げることを夢見て・・・