会社の釣り部でカワハギ教室
釣り教室でお知り合いになった伊藤 清治さんは、所属している会社の釣り部の部長も務められています。
その釣り部は今年、カサゴ釣り、アジ・サバ釣りを経てカワハギ釣りに挑戦、釣り教室スタイルでの釣り会となりました。
10月24日(土)、予てから伊藤さん、巳之助丸さんと打ち合わせをしておいた当日は晴れ、風も弱く暖かな朝でした。
伊藤さんは皆さんにダイワのカワハギ仕掛けワンデーパックや快適シンカー、アサリの剥き身とを配りながら、和やかな雰囲気で出船前の時は流れて行きます。
そんな中、出船30分前より、釣り教室恒例のレクチャーを開始しました。
皆さんカワハギ釣りはほとんど初めての方が多く、レクチャーを熱心に聞かれていらっしゃいました。
レクチャーでは主に、「何でカワハギ竿は先調子で硬めなのか?」から始め、カワハギの簡単な生態、ハリの使い分け、釣り方などを述べさせていただきました。
レクチャー後第16巳之助丸は出船、平作川を下り久里浜港に出ると、海はべた凪、10月後半なのに春を思わせる陽気でした。
船は進路を東に取り、一路竹岡沖を目指します。
そよそよと吹く南風、暖かな、ほんわかした中でカワハギ釣り開始です!
するとすぐにアタリがあり、小気味よい引きを楽しみながら巻き上げてきたのは伊藤 大介さん。「ん~、カワハギ釣りは面白いね~」とおっしゃられていました。
お隣の津田さんもすぐにカワハギを掛けました! 夜光のオモリにヒラヒラスカートが効きましたかね。とりあえず刺身分GETといったところでしょうか。
伊藤さんの奥様も参加されていて、カサゴ釣りに続いて2回目の乗船だそうです。隣で釣っているご主人より先にカワハギを・・・(ナイショ・笑)
胴中の林さん。「僕はカサゴの時も、アジ・サバの時も沢山釣ったんですよ! なので今日も一杯釣りますよ~!!」と、予告していた通りにコンスタントに釣り上げられていました。
釣り部の部長であり、幹事の伊藤さんは何とダブルで! ややスロースターターながら、見せ場を作るあたりは流石です。そして、嬉しそうです!!
皆さんを回りながら僕も竿を出してみることにいたしました。
の海ですので小さなアタリも明確に取れ、極小さなアタリに一瞬送り込んで竿を立てる・・・、いや、立たない! 底に張り付く引きに、セッティングしておいたドラグが少し、また少し出た後ようやく動き出した主は、こんどは立て気味にした竿を倒されながら、何度となく暴れながら水面に顔を出したヤツは・・・
31.8cm、これを伊藤さんがSNSに投稿、友達からのコメントは「お手本なのか大人げないのか…(笑)」等々いただいてしまいした・・・(苦笑)
釣り教室では、「釣っている姿を見せて下さい」とのご希望も多く、中盤以降は竿とエサを持ち皆さんの間で竿を出させていただきながら、例えばヒラウチや段付きの聞きアワセ、ゼロテンパーミングなど、細かなところもお伝えしながら回らせていただいたおります(釣り上がった魚は皆さんでお分けしていただいております)。
さて、お昼も過ぎた頃、にわかに海面がざわつき出し、予報通りに南風が吹き始めてきました。
釣りの経験が豊富な石谷さん。沢山の質問を用意されていて、石谷さんの所に回ってくるとついお話しに花が咲き長居してしまいました(笑)
丁寧な誘いを繰り返していた駒田さん。少ないアタリを的確に捉えてこの1枚。嬉しそうです。
石川さんは仕掛けを巻き上げては付いているエサに不審な面持ちでしたが、ツルテン(エサがキレイに無い状態)だったときは苦笑い、でも、基本に忠実なエサ付けでこの通りです!
黙々と、集中力を絶やさずに釣り続けていた安東さん。中々アタリが無い中大型を手にいたしました! 小型は避けて大型のみを狙っていたという噂が!
途中イカ狙いに切り替えたりと、中々嵌れなかった都築さんは、終盤怒濤の連荘で素晴らしい釣果! いつもはカヤックフィシングを楽しまれているとのことでした。
南風が段々と強くなる中、何とか沖上りの15時まで釣りをすることができました。初めてのカワハギ釣り、いかがだったでしょうか?
雲の切れ間の陽光を眺めながら帰港の途につきました。
今回、釣りが取持つ縁がきっかけとなった釣り教室でした。
伊藤さん、ご参加いただいた釣り部の皆さん、ありがとうございました。小鶴さん、お手伝いでの乗船、ありがとうございました。
巳之助丸さんお世話になりました。
また機会がありましたら、違った魚種でも是非釣り教室をと思っております。
追記
震災があった年、4年前から始めた釣り教室ですが、今回で延べ1000人を超えるご参加をいただくことができました。
開催当初はこのように釣り教室が続き、こんなに沢山の方々のご参加をいただけることなど、考えも及びませんでした。
釣りは自然相手、ですので思うような状況でないこともありますが、そんな時でも、何か一つでもお持ち帰りいただき次回の釣りに生かしていただきたいと切に願っていると共に、いつも笑顔の釣り教室を今後も開催して行きたいと思っております。