〈林〉第6回釣り教室 チキチキ番外【りょうさんのマルイカ釣り教室】2日目
前回に引き続きゴールデンウイーク最終日の6日、同じく茅ヶ崎の一俊丸さん http://kazutoshimaru.net/ にて、2日目のマルイカ釣り教室開催です!
今回も16名様にご参加いただきましたが、前日は激シブの様相・・・。当日早朝は北の微風でしたが、9時頃より南風強まる予報・・・。事前に日程を決め皆様にお集まりいただき開催する釣り教室のこと、募集直後は当日の釣況も、そして特に天候はまるで予想することができずなのですが、それでもお集まり下さる皆様に本当に頭が下がる思いなのでした。
そして南風では陸越しではなく直撃の相模湾エリアのこと、船長、ナオミさんの判断により出船前のレクチャーは下船後とし、30分早い出船で、活性の高い朝、そして南風が届くまでの時間を稼ぎます。
最初のポイントは江ノ島沖、船長はソナーに目を見やりながら微速で航行しますが、おめがねに適う反応はないようで、船は亀城根を目指してしばし航行しました。
亀城根では一俊丸3号船他、数艘の船がマルイカを捜索しています。
ここで携帯にメール着信音、見ると「私がこの沖に来たので釣れませんよ(笑)」という文面、送り主は「(獲物または釣果)火消し隊隊長」を自他共に認める釣友のしなっティーくん(笑) 近づく腰越の多希志丸さんの大艫に彼の姿を見つけ、「オマイさん、今日は風までも連れてきちゃうの?」と、大声でご挨拶です!
さてさて、亀城根付近の水色はクリアで天候は晴れ、水深が浅いこともありハダカ中心のスッテの配列をお伝えししばし船中を回ってみますが、船が反応に乗っているもののマルイカからのアタリは無く、内容は異なれ前日同様芳しい状況ではないようです・・・
そのような状態で1時間ほど経ちますが、そんな中、南風の吹き始めを気にして水平線を見やり、空の様子の変遷を窺っていると、雲が出始め曇り空になっていく様相、曇りになればマルイカの群れがいる海底付近の光量も変わり=マルイカのスイッチが入るかも知れず、太陽に雲が掛かった直後、皆さんに布巻き、もしくはイト巻きのスッテを1、2本混ぜるようにお伝えいたしました。
すると、GSRPブルー(ブルーシャギー)、シャギーグリーン、マッチャの反応が良く、最近流行で自作のケイムラハダカ+グリーンマジックチューンで乗せた方もいらして、一荷もあったりと盛り上がるのですが、しばらくするとその環境に慣れてしまったのか、再び沈黙の時間の入り口が口を開け始めます(火消し隊がまたすぐそばに・笑)・・・
ただ、南風が吹き始めてしばし、今度は雲が取れ海中の光量が一気に上がりだすと、レインボー泡ハダカや赤帽イエロー泡ハダカ、夜光玉ハダカなど、乗りスッテは一部にイエローが入ったハダカに変わり、その短い時合にスッテをハダカに戻して対応していただきました。
訓覇さん! 今日は〆研大丈夫そうですね!!
そんなバターン、セオリー的な片鱗が見えてきた頃、南よりの風は10mを越えている模様、船長が10時半前に早上がりを告げ、安全第一の船釣りのこと、これからもっと風速が増す前に帰港となりました。
下船後一俊丸さんの宿の前で、出船前に行うはずだったレクチャーを今日の釣況を交えて行い、最後は恒例となったジャンケン大会、「あ~、負けたぁ~~!」、「よっしゃ~! 勝ったぞ~!!」の笑い声の飛び交う中、2日目のマルイカ釣り教室終了となりました。
今回2日間の連続しての釣り教室でした。釣況、自然条件は厳しいところもありましたが、その分船上でのお話しの時間も取れ、早上りの今回はレクチャーの時間も長く取れ、釣れないながらにもご参加の皆様に、次の釣行に繋がる何かをお持ち帰りいただけていればいいなと、このブログを書きながら切に思っています。
ご参加の皆様ありがとうございました。これに懲りず、是非またご参加いただければ幸いです。
今回訓覇フィッシングライターによる、釣りたてのマルイカを使ったつり情報さんの〆研の結果は、5月15日発売号のつり情報に掲載予定だそうです。
【LTマルイカ・スキルアップ講座】
5月19日(土)、浦安の吉久さん http://www.gyo.ne.jp/rep_tsuri_view.asp?CID=yoshikyu
にて、僕が講師を務めさせていただき開催予定のLTマルイカ・スキルアップ講座、ありがたいことに募集人数はあと数名を残すのみとなりました。ご参加希望の方は、直接吉久さんにお申し込み下さい。よろしくお願い致します。
今季吉久さんでの釣果 マルイカ、ニセイカ(スルメとムギの中間の大きさ)、ヤリイカ交じりで33杯、5.5Lのザルすり切り一杯でした!