林 良一さんの記事
2012.4.3
〈林〉湾フグポイントにこの風の影響は!?
先週の土曜日は海上で20m前後の南よりの風で大荒れでした。
そして今日もこれから大荒れの片鱗がすでに・・・
富津岬からワンド状に竹岡まで、遠浅の砂浜が続く湾フグ釣りの大場所「大貫沖」。
少々風のある日に船でポイントに入る際、回りこんだ富津岬沿いの消波テトラに当たって砕ける白波の大きさでエリアの波を判断しています。
きっと今日は、今までに目の当たりにしたことが無いくらいの波浪なのでしょう。
遠浅であがる為に、南からの風によるウネリで砂浜に打ち返す波により、エリアの海中には砂が舞い、通常大風時によく口にするいわゆる「底荒れ」も、10m前後の水深がポイントなので、底だけではなく表層にも砂粒混じりの相当な濁りが入ってしまいます。
カワハギ同様誘いをかけ、主に最初に目でエサを捉えると思われるフグ。
視界の良いクリアな海水の方がエサを発見し易い=アタリの回数が増えるとも考えられ、あまりの荒れよう、低水温の時などには、体を砂に埋め目だけを出してその状況をしのぐとも言われています。
そんな湾フグ教室の一回目まで後20日足らず。
今のうちに春の嵐には通過していただき、是非ベストコンディションの釣り場で開催したいものです。