〈林〉DKO B予選
11月4日(火)、久比里の己之助丸さんで行われたDKO(ダイワ・カワハギオープン)の一次予選に参加してきました。
総勢100名余り、5艘立てで行うこの予選、エントリー受付が始まると下馬評通り、そこここの名うての方々がズラッと並んでいらっしゃいました。
競技者全ての受付が終了し乗船、僕は功一船長操船のC船、左舷ミヨシから3番目の釣り座を引きました。
己之助丸さんの宿の前にある平作川に架かる歩道橋から、ダイワの小堀さんより大会のルール説明、大塚プロから競技者への激励の挨拶の後各船出船となりました。
大会の舞台は竹岡沖の15m前後、ツブ根が点在する砂地を攻めて行きました。
功一船長の合図と共に緊張の第一投、オモリ着底後仕切りなおしし、中オモリを揺すっているともうアタリ!
若干送り込み聞きあげると小気味よい引きで、上がってきたのは小型のカワハギでした。
その後もアタリが煩瑣に続き、開始30分で7枚の好スタート!
45分で9枚ほど獲り、アタリが一段落したのかパターンが変わったのか、途端にノー・シグナル状態に突入してしまいます・・、でも、両隣の方々はポツポツと釣り続けていて、僕一人だけ蚊帳の外状態がそらから一時間半ほど続き、審判の方からも、「林さん止まっちゃっいましたねえ~、どうしちゃいました?」と、今まさにその時嵌れていないことを指されてしまうのでした・・・。
でも、そんな最中、「まだ競技時間は半分以上ある、大丈夫だ、自分を信じて冷静に考えて!」など、先日大ヒットした高校野球をモチーフにしたスポ根ドラマの教師が野球部員に言うようなセリフを自分に言い聞かすのでした(苦笑)
誘いのパターン、間合い、仕掛け、鉤、エサ等、手持ちで考えうることを状況に合わせ試して行く内に好転、一荷も二度あったり、こんな小さなコッパも掛けられたりと、今この時のパターンに嵌められたようで、そこからラストまで一気に数を伸ばし、45枚で終了でした。
下船後は結果発表まで、ダイワの長沢さんより新製品の説明があり、皆さん興味深々で聞き入っていました。
終わってみればC船ではトップ49枚、僕は2位通過できました。
今回運良く予選を通過でき、22日のセミファイナルに臨むとこができます。
熱いカワハギ、熱いDKO、今年もその熱き渦の中で揉まれていることを感謝しています。