尺超えも飛び出しました!・カワハギ釣り教室
毎年8月1日に剣崎沖が解禁となるカワハギ釣りですが、「その前のカワハギ釣り教室の開催はないですか?」とのお問い合わせをいただいていたこともあり、約半年振りの教室となりました。
早朝の巳之助丸さんのには車で、そしてモバイルで、カワハギフリークの方々がお集まりになりました。
出船30分前より船上にてレクチャーを開始いたしました。
レクチャーでは、カワハギのシーズナルパターンを始めとして、今時期のカワハギのエサの食い方、仕掛け、タックルのお話しをさせていただきました。
レクチャー終了後に大船長が舵を握る船は出船、対岸の竹岡沖を目指しました。
平作川を出てからは、個々にエサ付の仕方をお伝えさせていただきました。
竹岡沖に到着、ベタ凪の海で釣り開始となりましたが、潮色は夏特有の茶色、カワハギがエサを見つけにくい潮色です。
そんな中、船中ファーストヒットは菅谷さん。体高のある立派なカワハギでした。
久野さんにも良いサイズが! この位の型になると、カワハギ特有の引きを存分に楽しめます!
ここのところメキメキと釣りの腕を上げている阿部さん。この日はメタリアカワハギを色々とお使いいただきました。
阿部さんの旦那さんにもヒット! これは、トラギスを掛けてからのお友達作戦かな!?
やはりメタリアをお使いになられた市川さん。緻密な誘い、経験に裏付けた釣りで価値ある1枚。
これは大きい! 31.5cmを釣り上げられたのは浅石さん。夏ハギにしてはキレイな魚体の雄でした。
右舷の大艫は谷口さん。この後も順調に数を重ねておられました。
今時期のカワハギは産卵の後期で、産卵後の個体はヒレが傷んでいたり、魚体が傷ついていたりと満身創痍なのです。
それを大きな外科手術の後と例えれば、痛みや熱に耐え、食欲よりも安静にしている状態だと思います。
そんな時に派手な誘いを入れても逆効果、エサを追えないのです。また、潮の濁りも視界を狭くしてしまいます。
そんな時は、定点でエサを揺らすような誘いが一手で、ジックリと待ちながら、アタリを送ってアワセを入れると功を奏すことがあります。
ここのところ、巳之助丸さんの竿頭連発の小前さん。この日も尻上がりに好釣果でした!
カワハギ釣りに力を入れている川窪さん。毎回疑問な事を質問され実戦に活かされています。
左舷の舳先は柘植さん。この日新釣法で連荘! ちょっとだけ教えていただきました(笑)
鈴木さんも新たな釣法で良い釣果でした。表情に自信の程が窺えますね!
ジックリ攻めていた相沢さんにヒット! 夏カワハギはその1枚がたいへん価値のある1枚となります。
右舷大艫は冨永さん。この日はスロースターターながらキッチリと枚数を重ねて行く辺りは流石の一言です!
カワハギ釣り初挑戦とおっしゃっていた二藤部さん。何枚かお釣りになるうちに勘所がお分かりになったようでした。
釣り教室をお手伝いしてくれている矢内さん。合間にロッドを出せばすぐにこの通り、凄腕です!!
工藤さんは良いコンディションのカワハギを釣り上げられました。嬉しそうな表情をされています。
釣り方のご質問をいただきました杉山さん。その甲斐あってか、価値ある1枚を手中に。
大型2枚を手にしているのは竹内さん。誇らしげな表情が嬉しさを物語っていますね。
梅雨の合間のベタ凪の日並でのカワハギ釣りでした。
下船後は宿の横にて、当日の状況をお話しさせていただいており、次の釣行のヒントにしていただいております。
RYO’S METHOD ステッカーを賭けたジャンケン大会。
ちょっと気難しいカワハギと対峙した1日となりました。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。何か得るものはございましたでしょうか。
巳之助丸さん、大船長、女将さん、矢内さん、お世話になりました。
次回の巳之助丸さんでのカワハギ釣り教室は8月12日(月・振替休)となります。