〈林〉元世界的GPライダーとのイイダコ釣り
毎年お盆明け位から始まるイイダコ釣り。9、10月がトップシーズンでしょうか。
昨日はつり情報さんの取材で、世界的なGPライダーだった中野真矢さんとの同船取材でした。
前回書いた「8時間耐久」の後のこの取材、タイミングの良さにビックリすると共に、まだ夜が明けきらぬ中、沖藤編集長と一路船宿に向かうのでした。
船上ではやはり、中野さんの現役だった頃のレースの話しに花が咲き、「300キロ前後のスピードを一瞬で60キロ迄落としてコーナーに突っこんでいくんですよ!」と、爽やかな笑顔で語る中野さん。この一言だけでも浮世離れしているのですが、このレベルの話しや最近のGPマシンの話しなども気さくにしていただき、どれもただただ頷くばかり、ホント凄すぎです!
今回お世話になったのは千葉県のU遊船さん。中野さんも千葉県出身ということでご実家から駆けつけて来てくれました。
そこで沖藤編集長より今回の僕へのミッションが秘密裏(大げさ・爆)に伝えられます、それは・・・
「今回りょうさんに来ていただいたのは他でもない、中野さんのコーチ役&釣りの助っ人&下船後のイイダコしゃぶしゃぶの材料調達人としての三重の任務をお願いいたしますよ!」とのことでした・・・(冷汗)
出船前に中野さんに仕掛けの説明、釣り方のポイントなどのレクチャーをし、舫を解いて航程10分のイイダコポイントに到着、僕は中野さんの隣の釣り座で釣り開始です!
開始早々に中野さんがイイダコを釣り上げますが、やはり元GPライダー、釣れない時間がやや続いても集中力が途切れることが全くなく、そんな中野さんに「今はアタリが遠いですねぇ、イイダコ釣りはどこが難しいですか?ヘアピン?それともシケインですか?後でバックストレートで数伸ばしちゃうんでしょ~!?」と笑いながら話しかけると・・・
僕に向かい笑顔で「レースより全然難しいですよ~! いやいや、ヘアピンもどのコーナーもハンパないです!」と、思わず二人で大笑いでした。
そして今回のこの企画は、栃木県のツインリンクもてぎで、9月30日~10月2日(決勝)で開催されるmotoGP世界選手権日本グランプリのPRプロデューサーを務める中野さんに沖釣りに挑戦していただき、世界的に有名なレーシングライダーである中野さんを通じて、日本の沖釣りのよさを世界に知っていただく「釣りとモータースポーツのジョイント企画」でもあるそうです。
昨年は中野さんにカワハギ釣りにも挑戦していただき、モータースポーツファンの間でも大きな話題になったそうで、釣り人にも是非MotoGPを知ってもらおうという思いもあるそうです。
なお、つり情報9月15日発売号(10月1日号)では、日本GPのペアチケットプレゼントも予定しているそうです。
当日の詳しい状況やタックルの詳細、何が起こったか、そして何が起きるのか?は9月15日発売号(10月1日号)を参照していただければ幸いです。