2種を狙った湾フグ釣り教室
湾フグの代表格と言えばショウサイフグとアカメ(ヒガン)フグとなりますが、その両方を狙う釣り教室を開催させていただきました。
この時期は、アカメフグのシーズン終わり間近となり、ショウサイフグでは白子の前哨戦となりますので、様子を見ながらその両方を狙ってみようという釣り教室なのです。
黎明のえさ政さんのテラスでは、ご参加の皆さまをお迎えする形で、釣り座決めのくじ引きをさせていただいております。
今回ご参加いただきましたの25名様、いつも多くのご参加ありがとうございます。
出船時間の30程前から、船上にてレクチャーを始めます。
レクチャーでは、アカメフグとショウサイフグの違いを述べさせていただいた後、タックル、釣り方、食べ方などについてもお話しさせていただきました。
レクチャー終了後に出船、多摩川を下る間に大切なエサの付け方を船を一巡しながら行います。
さて、最初はアカメのポイントとなる堤防際を流しました。
船中ファーストヒットは賎機さん。お聞きすると湾フグ釣りは3回目とのことでした。この後順調に数を伸ばされていました。
最初、少しゼロテンション時の穂先が曲り気味だった江田さんでしたが、テンションを抜き加減に、僅かなアタリを掛けました!
中型のアカメを釣り上げたのは佐藤さん。ご自分で塗装された丸オモリですかね、お見事でした。
右舷舳の永塚さん。穂先のごく軟らかな和竿で挑戦されていました。この日、船中で一番大きなアカメを釣り上げていらっしゃいました。
堤防際にキャストして攻めていた難波さん。釣り座の受付け時に様々なご質問をいただき、そのご熱心さが窺えました。
西山さんも中型のアカメをGET! 「フグは難しいですね」とおっしゃっておられました。
胴中でパタパタとアカメが釣れ盛ります。石野さんは丁寧な誘い下げで着底前のアタリを察知、そのまま下まで連れて行き掛けました!
神保さんはアカメの次にショウサイを掛けました! すぐに2種目制覇、流石でした!!
鋭いシャクリから一転、丁寧な誘い下げでアタリを出していた井上さん。この後もフグを追加しておられました。
自作の仕掛けでアカメを釣り上げられた井川さん。熟成させて美味しく食べていただけたらと思います。
かわいいアカメを釣り上げたのは牛嶋さん。こんな水路のようなポイントにもアカメはいます。
堤防際を攻めたいましたが、アタリ遠のき富岡沖へ移動、一発目に食ってきたのは高級ゲストのマゴチでした!
その後また待望際に戻り、その後はショウサイ狙いで大貫沖に走りました。
大貫沖では、良い潮の流れではあるのですが、中々アタリが出ない状態が続きました。そんな中田辺さんにアカメが、お見事でした!
先程マゴチを釣り上げられた鈴木さん。これはコモンフグですかね、美味しいフグです。
今回は、アカメの最後の辺りからロッドを出してみました。
中潮回りの日でしたが潮高が高く、開始早々はかなり潮が早い展開となりました。
でもそんな中、流しかえる度にどなたかがアカメを釣り上げるといった様相でした。
潮も緩くなりアタリも減り、富岡経由で大貫に移動、ゼロテンションでアタリを探していると押さえ込まれるような変化!?
すかさずアワセを入れると、何やら底を離れる感触・・・?
そう1キロほどのマダコでした(笑)
エサを付け替え再トライ、凝視していた穂先を1ミリ程の振幅で鋭く揺れました。
その後のアタリで掛けに行き、中型のショウサイフグを釣り上げることができました。
ロッド:アナリスター 湾フグ リール:スパルタンRT TW シンカー:紅牙遊動テンヤ カットウ:フグカットウバリSS
定刻まで釣り切り沖上り、春の海を舳先を羽田に向けました。
下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただいております。
RYO’S METHOD ステッカーを賭けたジャンケン大会。
釣り教室恒例のヨリモドシ掬い。
アカメとショウサイの端境期の湾フグ釣り教室でした。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。何か得ることはございましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、岩越船長、廣嶋船長、大城さん、矢内さん、神保さん、この度もお世話になりました。
今後は白子のシーズンに向け、ショウサイフグを狙った釣り教室を開催させていただく予定です。