アングラー:林 良一


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2025.9.11

湾奥よりカワハギ釣りへ!

先月末頃より湾奥出船のカワハギ乗り合いが開幕いたしました。

ただ9月に入った現在も、東京湾奥よりカワハギを狙う竹岡沖の水温は27℃位と高く、まだ夏カワハギというかプレカワハギシーズンの様相なのです。

でもそういった、アタリのインターバルが長く、なおかつ食い込みの悪いカワハギ釣りも一興、釣友のお誘いを受けえさ政さんのカワハギ乗り合いに行ってきました。

 

当日はお客様がお揃いになるのが早く定刻の少し前に出船、台風通過後早朝の気温が下がり、ほんの少しではありましたが秋の気配が感じられました。

 

 

ポイントの竹岡沖までは航程1時間半ほど、操舵室の後ろのブリッジで釣友と談笑、そんなところも船釣りの楽しみでもあります。

この日は大潮回り、下げ潮が早い時間帯からの釣りスタートとなりますが、台風通過の影響か濁り潮で潮目のゴミも多く、どうも上げ潮に食いが立つといった前情報だったのでした(ちなみに下げ潮一杯が11時50分頃)。

 

ポイントに到着し船回しする内木船長、前日剥いた千葉産の中粒アサリを刺し期待の第一投です!

水深25m前後のどうも上潮が速い様で、2号のワンタッチシンカーでは海底の仕掛けを全く仕掛けを全く倒し込むことができませんでした・・・

ただ、この時期の摂餌によりアタリの小ささを鑑み、ワンタッチシンカーを追加することは避け、なるべくラインを張っているような釣り方でジックリと臨むことにいたしました。

 

時折海底のオモリを切りながら、ラインの張りを出しながら根気よく釣って行くと、穂先に違和感のようなアタリが出ました。

動きを一瞬止めて摂餌を促し、ユックリと聞くと掛かりました!

 

舳と艫にいる釣友も、速い上潮に苦戦しながらも釣り上げて行きました。

 

その後もう一枚追加するのですが、その後が長かったのです・・・(汗)

 

釣り進めていると穂先を押さえ込むアタリ!

聞き合わせすると重みがスカッと抜けてしまい「?? 食い上げ??」と高速でリールを巻くと重鈍な引き・・?

上がってきたのは40㎝程のトラフグちゃんだったのでした(笑)

 

中にはこんなオチャッピーなヨソギちゃんもいましたよ。

 

この日はゲストが多彩で、トラフグやヨソギの他、型の良いホウボウやカサゴ、定番ゲストのトラギスやベラなど含め、12種目を釣り上げたのでした(笑)

 

さて・・・

下げ潮が緩くなるにつれて段々とアタリが遠ざかって行きました。

時々釣友はカワハギを掛けるのですが、僕はそれらしきアタリは1回、新たなアタリを掛けに行くとキタマクラだったのでした・・・

 

終盤船長より「段々上げ潮が流れてきましたよ~」とのアナウンス。

ここまで2枚、艫の釣友は6枚とトリプルスコアーでした。

いよいよラスト30分、上げ潮が流れ始めたのが合図かのようにアタリが出だしました!

ただ最初、その次のアタリで掛けたカワハギはバレてしまい、朝一掛けられた感触とは違うようでした。

それではと、釣り方、アワセ方をアジャストしてみました。

ジックリ誘ってジックリと食わせ、聞き上げながらハリ掛かりさせること5回、5枚のカワハギを釣ることができました(途中大型ホウボウに翻弄され時間ロス、こいつが掛からなければ・・・苦笑)。

 

ロッド:極鋭カワハギEX SF   リール:アドミラA   ライン:12ブレイド0.6号   ハリ:スピード7.5号

 

沖上がり後は釣友と反省会、朝一の潮の流れがある時と、上げ潮が流れてきた時のアタリの出方の違い、掛け方の違いなどを話しながらの帰港でした。

冨永さん、千葉さん、楽しい釣行をありがとうございました。

えさ政さん、大船長、女将さん、内木船長お世話になりました。

 

えさ政さんでは来週夏カワハギ釣り教室を開催(満船御礼)させていただきます。

10月にもカワハギ釣り教室(募集中)、11月、12月にはゲストをお招きしてのカワハギ釣り教室を企画中です。