アングラー:林 良一


BLOG TOP 林 良一の記事一覧
林 良一さんの記事
2025.2.18

皆さん大漁!・カサゴ五目釣り教室

東京湾では2月に解禁となるカサゴ釣り。

あまりスーパーなどでは見かけない魚であり、白身の高級魚なのです。

またフッコやメバル、キジハタなども混じることがあるカサゴ五目釣り教室をえさ政さんで開催させていただきました。

 

今回ご参加の皆さまは24名様、手軽に釣れる美味しい魚ということもありお子さんや女性の方も多かったのです。

 

レクチャー終了後女将さんのお見送りを受け出船、内木船長は先ず風の塔をチェックしてみるとのことでした。

 

風の塔は比較的型の良いカサゴのポイントなのです。

この日の2日前は、上潮が流れてくる13時半頃から食いだしたとの事でしたが、当日その時合は15時となり帰港時間ですので、この日は下げ始めの潮を期待した判断だったのだろうと思います。

ただ風の塔に到着する前から雨がパラパラと降ってきましたが、皆さんの熱気の方が上回り船中あちこちでカサゴが上がりました!

 

エサは内木船長が特別ルートから仕入れてくれている「ゴリ」です。

ゴリとはハゼ科の小魚を指す意味だそうで、下顎から上顎へ浅くハリを通しエサ付けします。

 

 

 

さて、船中後お一人で全員ヒットという時、「次に流し替えた時に再度来ますので、その時は特別レッスンで」とお伝えしていた方がいらっしゃいました。

回って行くとバケツには1匹のカサゴが!

「おめでとうございます」と隣に入れさせていただき・・・

「そうそうそうやってユックリと誘い下げて、オモリが着底して今ハリが付いたエサが海底に向かって落ちて行く時が誘いになるので・・・」と解説していたらアタリ!!

 

2匹目となるカサゴもご自分で釣り上げられたのでした!  お見事でした!!

 

 

さて、風の塔からちょっと走って本牧沖へ、ここでは中小型中心のカサゴが楽しませてくれました。

 

 

 

 

 

最後は海ほたる、風の塔と巡っていただき、皆さん十二分な釣果で帰港となりました。

 

 

 

さて、ここでカサゴ釣りのコツですが、岩礁帯の底に生息するカサゴは上から落ちて来るものを注視しています。

ですのでドウツキ仕掛けでは、一旦ロッド一杯底からオモリを切り海底まで落としラインを張った状態(あまりゼロテンションを意識しなくても大丈夫)でアタリを待ちます。

この時ハリに刺したエサは底付近をユックリと沈下して行きそれが誘いとなります。

カサゴがいればエサに飛びつき穂先を1㎝位揺らすアタリが出ますので、少し聞き上げ重さが乗ったところでアワセを入れればハリに掛かります。

 

エサを付け直して再投入、ラインを張るとアタリ!

アワセを入れてその場で待っていると引き込みがあり、アワセを入れると重い!!

1匹掛けた状態で待っていると、もう一つのエサに食ってくる場合もあり、故意にダブルを狙う事もできます。

 

ロッド:極鋭アマダイ M-185 他7:3~6:4調子のゲームロッドなど

リール:バサラ 他小~中型両軸リール

ライン:12ブレイド2号 太目の方が根掛かり時に高切れすることなく、ラインマーカーの視野性も良い

仕掛け:快適船仕掛け 胴付 ガシラ・カサゴ

オモリ:15~25号

 

 

皆さんクーラーの中がホクホクの状態でも沖上がりとなりました。

 

下船後は宿の裏手にて、当日の状況をお話しさせていただきました。

 

ご参加の皆さまありがとうございました、高級魚であるカサゴ、ご自宅で堪能されましたでしょうか。

 

えさ政さん、大船長、女将さん、内木船長、細田さん、お世話になりました。

 

東京湾の美味しい高級魚カサゴ、是非お出掛けになってみてはと思います。