アングラー:林 良一


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2024.10.8

同じ竹岡沖でも・・・、カワハギ釣り教室

ここのところ好調になってきた東京湾のカワハギ釣り。

そんな10月の初旬にえさ政さんにてカワハギ釣り教室を開催させていただきました。

 

釣り教室では、宿の受付けを済まされた後、釣り座のくじ引きをしていただいております。

 

その時に(旧)メタリアカワハギの貸し出しやご質問をお受けしたり、お話しをさせていただきております。

そんなくじ引きをしていたら、お知り合いの方にお声掛けいただきました。

 

 

さて、皆さんがお揃いになりレクチャー開始です!

 

今回のレクチャーでは、2日前に釣行した竹岡沖の模様をお話ししたのですが、実釣では全く違うパターンだったのでした・・・

 

レクチャーが終わり女将さんのお見送りを受けて出船、出船後は大切なエサ付けをお伝えしながら船を一周いたしました。

 

 

柳沢船長がここぞと思うポイントにはかなりの船数があったのでスルーし第二海堡に向かいました。

海堡とは人工の島で砲台を備えており、敵艦などが東京湾に入って来た際に迎撃するために明治や大正時代に作られたようです。

第二海堡の周りの海底はゴロタ石が入っていてゴツゴツしており、東京湾の初期のカワハギ釣りポイントして知られています。

そんな海堡で釣り開始となると、すぐに複数の釣り人のロッドが曲がるのでした!

 

第二海堡では、開始早々はベラなどのゲストのアタリも多いもののカワハギが顔を出しました。

しばらくしてアタリが遠のくと、船長は船をずらしながら釣らせてくれました。

 

その後は竹岡沖へ移動いたしました。

2日前のもう少し岸よりの竹岡沖では、コッパ中心にそこそこの釣果が上がりました。

カワハギのアタリがあると高確率でエサを吸い込みハリ掛かりも良かったのです。

そしてサバフグもたいへん多く、3本のハリスが全て切られることも何度かあったのでした。

 

今回は岸から離れ、水深20m位のポイントを攻めました。

緩い流れがあるものの中々アタリがありませんでした・・・、ただサバフグもいなかったのですが・・・。

竹岡沖は大場所であり、広域にカワハギのポイントが点在しています。

ですので一口に竹岡沖といっても、他船とは中々同じ状況ではない場合もあるのです。

 

細かなアタリをごくユックリと聞き上げてみると掛かりました!

 

ロッド:極鋭カワハギEX VS

リール:アドミラ A

 

 

潮止まり前、ユックリと誘い下げると微かなアタリ!

船が動いてしまったのでロッドを送って浮いているオモリを定点にキープ。

その後の押さえ込むようなアタリに掛けに行くと底に張り付く引きをみせた尺丁度のコンディションの良いカワハギ。

 

 

定刻迄釣り切り沖上がり、北風に向かいながらの帰港で秋を感じました。

下船後は宿の裏手にて当日の状況をお話しさせていただきました。

今回は先にも記したように、一つのポイントでも状況が違う事、そんな時の対処法などもお話しさせていただきました。

 

ご参加いただきました皆さま、何か得る事はございましたでしょうか。

えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、お世話になりました。

 

今後の釣り教室は、10月と11月は満船御礼、12月にカワハギと湾フグを企画しております。