アングラー:林 良一


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2020.12.1

竹岡沖から下浦沖へ

2週間くらい前でしたでしょうか、海水温が気温の低下と共に下降、カワハギ釣りの適水温に近づいて行ったのですが、なぜか釣果は反比例?  そこからは温かい日が続き、海水温が上がり出したらカワハギの食い気も上向きになった11月29日、久比里の巳之助丸さんにてカワハギ釣り教室を開催させていただきました。

早朝、宿の横のスペースをお借りして、釣り座決めの受付けをさせていただきました。

 

皆さんがお揃いになり、船上でレクチャーの準備をしていると、同ダイワ船最前線のブロガーである荒井 良乃介くんが、お父様とご挨拶に来てくれました。

彼らは隣の山下丸さんからの出船だそうで、竹岡沖では果敢にロッドを振る良乃介くんの姿がありました。

 

さて、出船時間の30分前を切る頃からレクチャー開始です!

 

レクチャーでは、カワハギとはどういった魚か? シーズナルパターンは? なぜ先調子のロッドを使うのか? チタントップの穂先の性能は? なぜベイトリールなのか? PEラインとは? などのタックルの他、仕掛け、釣り方についてのお話しをさせていただきました。

 

レクチャー終了後功一船長の船は出船、一路対岸の竹岡沖を目指しました。

久里浜湾まで出てスパンカーを張り、そこからポイントまでは船を一回り、カワハギとの接点となる大切なエサ付けを個々にお伝えさせていただきました。

 

 

さて、ポイントの竹岡沖に到着、水深は10m台と浅く、砂地に粒根が点在しているポイントで、この時期コッパと呼ばれる小型カワハギが付くポイントでもあります。

ユックリと流れる下げ潮の中、開始早々からコッパが飛び出しました!

 

 

さて、皆さんの釣りを見ながら、お話ししながらユックリと船を一巡させていただいた後、ロッドを出して様子をみてみることにしました。

平場で、そう根掛かりの心配のない粒根周りですので、できるだけキャストして、ご参加の皆さまとの筋を外しました。

仕掛け上部の ワンタッチシンカーロックRを使って、同じ位置に取り付けた快適カワハギ ヒラヒラスカートを揺らすようなロッド操作をしステイ、付近にいるであろうカワハギの興味を引かせてアタリを創り出して行きました。

 

ロッド:極鋭カワハギRT AGS VS

リール:20ADMIRA A100XHL

ライン: UVF メガセンサー12ブレイドEX+Si 0.6号

リーダー:タフロン 船ハリス EX 4号

仕掛け:快適カワハギ幹糸仕掛けSS RM(RYO’S METHOD)

アクセサリー:快適カワハギ ヒラヒラスカート

シンカー: 快適船シンカーS K

 

さて、潮止まりをむかえる頃、功一船長は「ちょっと走りますよ」と、下浦沖を目指しました。

 

下浦沖は対岸の神奈川県側で、竹岡沖よりほんの少し南に位置しています。

底質は砂地で、多少根のような凹凸があるところがあります。

ここでは最初は沈黙でしたが、上げ潮がききはじめるとアタリが出だして、コッパに混じり尺ハギも飛び出しました!

 

天気予報とは違って、1日晴れることは無かったですが、風が緩くそう寒くはない初冬の日でした。

 

下船後は宿の横のスペースにて、当日の状況をお話しさせていただきました。

 

ご参加の皆さま、ありがとうございました。次の釣行に繋がるものはありましたでしょうか。

巳之助丸さん、大船長、女将さん、功一船長、若女将さん、この度もお世話になりました。

巳之助丸さんでのカワハギ釣り教室は、12月、1月と続きます。