オモリが冷たかったマルイカ・釣り教室
4月13日(土)、神奈川県佐島の海楽園さんにて、今季3回目となるマルイカ釣り教室を開催させていただきました。
平成最後の4月の天候は不安定で、桜の季節に雪が降ったりしましたが、当日の夜明け前の気温は4℃と、頬を撫でる冷たい風を感じながら防寒ウエアーに着替えました。
ご参加の皆さまがお揃いになると、宿の前にてレクチャーを始めさせていただきました。
レクチャーでは、マルイカの簡単な生態、タックル、聞き上げとゼロテンの釣り方、気になるスッテチョイスなどをお話しさせていただいております。
レクチャー中盤にて船へ移動しました。
レクチャー終了後、田中船長が舵を握る船は出船、富士山が綺麗でした。
亀城根周りのポイントから始めましたが、最初の水深は55m! いきなりの浅場に心逸る第1投でした。
その後も船はスローでマルイカの反応を捜索しながら、反応があると胴震いさせながらの停止、船長より投入の合図があります。
ただ、たまにマルイカが上がるのですが、中々厳しい展開のようです・・・
そんな中、良い型のマルイカを釣り上げたのは森さん。ルアーロッドで挑戦されていました。
EX MSをお使いになり、激しくタタキを入れた後ステイ、その後の小さなアタリで掛けたのは赤松さん。この後マルイカとムギイカのダブルもありました!
ケイムラのスッテで掛けたのは荻生さん。やはりタタキの後の一瞬を捉えました!
マルイカ初挑戦の坂井さん。釣り方をご熱心に質問されていました。その甲斐ありましたね!
「ん~、今日は中々難しい」とは菊田さん。そんな中でもでも中型のマルイカをGET! このサイズになると、ちょっとした重量感を楽しめますよね!
さて、中盤にさしかかる頃、僕もロッドを出してみました。
やや北風が吹いている海上、潮色はクリア、ここのところの早潮は収まっているようでした。
フラットな潮見から9時半頃より下げ潮になることに期待して釣り始めました。
シンカー着底 ⇒ ゼロテンション ⇒ 数秒してアタリが無ければタタキ ⇒ ゼロテンション これを3セット繰り返して巻き落としをします。
その巻き落としをして最初のタタキ、ピタリと止めた穂先にぶつかるようなアタリが、ムギイカでした。
ポイントを移動して開始の合図、タタキの後のゼロテンでやや大きなアタリが出ました。
「これもムギかな?」と巻き上げて来てみると待望のマルイカでした。
リール:スパルタンRT TW
また、DAIWAの投入器は中が見えて、スッテローテションを効率よく行うことができます。
釣り進めて行くと、早潮はないものの期待の下げ潮もあんまり流れないようで低活性でした。
また、良い反応の上にはフグの反応が出てしまっているようで、ここで投入合図を出してしまっては、そこかしこで仕掛けが切られてしまうことになります・・。
巻き上げてきてオモリも冷たく、底潮が冷えてしまっている様相で、魚を狙う船の釣果も芳しくない日となりました。
5人組でお越しになった竹内さん。厳しい中アピール系のスッテでお見事でした!
当日船中最大のマルイカを釣り上げられたには浅野さん。これは大きい、さぞかしその重さを楽しめたのではと思います。
低活性に苦戦されたいた高沢さん。でも小さなアタリを捉えてこの笑顔、良かったね~、おめでとうございます!
潮色も澄んでいて好天、底潮が冷えてしまって厳しい1日ではありましたが、皆さん沖上りまで頑張っていただきました。
下船後は宿の前にて、そんな当日の状況をお話しさせていただいております。
RYO’S METHOD ステッカーを賭けたジャンケン大会。
参加賞として、DAIWAのマルイカスッテを1本ずつお持ち帰りいただきました。
解散後は、女将さん特製のうどんに舌鼓!
マルイカの活性が低く、釣果的には厳しい釣り教室になってしまいました。
でも、そんな時でも船上でしかできない事が沢山あるものです。
ご参加いただきました皆さまありがとうございました。
海楽園さん、大船長、女将さん、田中船長、小板橋さん、矢内さん、今回もたいへんお世話になりました。
海楽園さんでのマルイカ釣り教室、次回はトップシーズンの5月11日(土)に開催させていただきます。