春の日並のアマダイ釣り教室
2月24日(日)、羽田のえさ政さんにて、今季3回目となるアマダイ釣り教室を開催させていただきました。
当日の予報は風弱く春のような日並、緩い下げ潮が1日流れるといった日並で、前日にはトップで14本のアマダイを釣り上げた船宿さんもあったりと、宿のテラスで釣り座決めの受付けをしながら、多摩川河口からの日の出を観ながら、何かと期待が膨らむ朝だったのでした。
さて、釣り教室では出船前にレクチャーを行っております。
レクチャーでは、アマダイの生態、タックル、仕掛け、釣り方、おいしい食べ方などについてお話しさせいただいております。
レクチャー終了後に出船、大切なエサ付けは多摩川を下りながら個々にお伝えさせていただいております。
今回のポイントは千葉県の富浦沖、館山湾のすぐ北に位置する東京湾の湾口です。
当日は風が弱く平水面、少し霞がかかる春のような日並に、柳沢船長が舵を握る船は滑るように航行して行きました。
ポイントに到着、なだらかな砂泥地の80m付近で開始となりました。
小さなアマダイがポツポツと釣れ続く中、アマダイ釣り初めての井上さんに中型がヒット! 綺麗な魚体のアマダイでした。
西川さんにも中型のアマダイが。根気よく誘い続けた結果が出ました。おめでとうございます。
西川さんの奥さまも釣り上げられました。小気味よい引きを楽しまれたことと思われます。
良い日並、良い天気、良い笑顔! 釣り上げられたのは神保さん。
手巻きリールで挑戦されたのは石野さん。中型、大型と立て続けに2本のアマダイをGET! 流石でした!!
当日は上げ止りの潮からの釣りになり、潮色はかなりクリアで、黒潮の分流が差していることが窺えました。
それからは下げ潮に向かうはずが中々潮が流れず、どちらか言うと黒潮に押されて上げ加減?の潮のような感じでもありました。
オモリが着底した後にラインを張り、その場でオモリをトン、トン、トンと、4~5回海底を叩くようにして砂煙を立てます。
次にその砂煙からエサのオキアミが出てくるようなイメージでユックリとロッドを聞いて行きアタリを探します。
その後タナを切ってしばらくステイでも良いし、ユラユラと落ちて行くエサを演出して、再度オモリで海底を叩き聞き上げてみてりします。
そんな聞き上げの最中、穂先を押さえ込むようなアタリに軽くアワセを入れてJOGをON!
時折引きながら上がってきたのは小さなアマダイちゃんでした。
ロッドは極鋭ギア MH-205AGS、60~80号のオモリを海底で小突きを入れられる穂持ちの硬さを持ち、205cmという長さも聞き上げ幅にピッタリなロッドで、アマダイを掛けた後でも、8:2調子から6:4調子にシフトチェンジ! 当日は小型ばかりでしてが、このロッドで50cmオーバーのアマダイも難なく浮かすことができました。
今回リールはシーボーグ200J-DH、コンパクトな小型電動リールですが、JOGレバーでの巻き上げ初動が早く、それゆえ「JOGアワセ」が可能な俊敏な1台、ダブルハンドルも嬉しい装備です!
さて、下げ潮が動かない中、11時頃にドラマがありました。
下げ潮が一番きく時間帯に潮が流れ始め、船中のあちらこちらでアマダイが釣れ始めました。
綺麗な魚体のアマダイは、海面を桜色に染めながら上がってきます。そんなアマダイを見ながらタモ入れのサポートをしていただ関口さんはホッと一息、その表情にも表れていますね。
事前にロッドのご質問をいただいていた大久保さんに大型が! 当日はロングロッドで健闘していただきました。
これは大きい! 沖上り間際に当日の山中最大を釣り上げられたのは荒谷さん。「僕はアマダイ釣りと相性がいいんですよ」とはご本人談!
帰港中も波1つない凪ぎの海を航行、下船後は当日の状況をお話しさせていただいております。
RYO’S METHOD ステッカーを賭けたジャンケン大会!
大人も夢中になヨリモドシ掬い!
春を思わせる日並の中、桜色のアマダイ釣り教室でした。
ご参加の皆さまありがとうございました、何か得ることはございましたでしょうか。
えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、矢内さん、神保さん、この度もお世話になりました。
来月のえさ政さんでの釣り教室は、ショウサイとアカメの両方を狙った湾フグ釣り教室です。