タチウオ・アジリレー 釣り教室
釣友であり、所属する会社の釣り部の部長である伊藤さん。そんな伊藤さんから去年より「タチウオとアジのリレー釣り教室」のお話しをいただいておりました。
そして明けて1月26日(土)、羽田のえさ政釣船店さんにて釣り教室開催の運びとなりました。
宿のテラスでの受付け風景。
出船前のレクチャーでは、もちろんタチウオ釣りとアジ釣りの両方を、それも当日初めての釣りのもという方もいらしゃり、勘所を解りやすくお話しさせていただきました。
レクチャー終了後、柳沢船長が舵を握る船は多摩川を下り、先ずはタチウオのポイントとなる走水沖を目指しました。
風があっても海よりは平水面の多摩川で、大切なエサ付けを個々にお伝えさせていただきました。
ポイントには既に大船団が形成されていて、その周囲を船長は魚探を睨みながら航行、ほどなく第1投となりました。
船中1本目のタチウオは神保さん、中型ながらトルクのある引きを楽しんでおられました。
川窪さんも掛けます! この日はタナで止める感じが良かったとか!? この後大型も釣り上げておられました。
シャクリとシャクリの間のポーズでドーンときました! 釣り上げられたのはRieちゃん、この後ジグでも頑張っておられました!
タチウオ釣り初挑戦の高野さん。根気よくシャクリ続けている内にドンときました! 指4本近く、堂々の大型です!!
カヤックで沖に出て釣りを楽しんでいる都築さん。最初苦戦されていましたが、見事タチウオをGET! 良い笑顔です。
さて、前情報では大型中心で数が出ていたタチウオですが、当日は何か様相が違う感じでした・・・
潮はこの時期としてはやや濁っており好条件、ポイント到着の頃上げ潮止り、それから下げて行き潮が動くタイミングなのに今一つの状況でした。
反応は水深50m付近に常に出ているのですが、中々タチウオが口を使わない状況でした。
そこで中盤に入る前早目にロッドを出してみることにしました。
すると・・・
あまり潮が流れている感じがなく、ラインは真直ぐに落ちて行く感じでした。
最初はシャクリで釣れていたものの、段々と活性が下がって行き、反応の上っ面を狙い定点で止めておくと、しばらくしてアタリが出てきました。
あえて小バリを使い、そこで十分食い込ませてからアワセを入れました。ハリが飲まれてもハリス切れをしない工夫も必要です。
ロッド:極鋭ゲーム H-185AGS
テンビン:快適天秤 マルチ/スピード
ハリス:ディーフロン船ハリス200FX5号
そんなタナで止めてのいわゆる宙釣りなのですが、小さなアタリはあるのですが中々掛かりません・・・
でも、ジックリ食わせてアワセを入れると・・・、こんなちっちゃなタチウオくんでした(苦笑)
さて、風波が高い中皆さん頑張っておられます。
ここで廣瀬さんに大型が! 巻き上げ途中何度もロッドを引き込まれながら、取り込んだ後に満面の笑顔でした。
「タナで止めていたら食いましたよ~!」とは湯川さん。今後の釣行で渋い時は、是非この釣り方をお試しいただけたらと思います。
タチウオ釣りが大好きな伊藤さんも果敢に掛けます! この後大型も釣り上げられました!!
これは大きい! 釣り上げられたのは原さん。最初コツを掴むまで苦戦されていましたが、お見事でした!!
永松さんにもうれしい1本、このサイズだと食べごたえもあります。帰宅後どんな料理にしたのでしょうか!?
さて、頃合いをみてアジ釣りに移動しました。
ビシが着底して1m底を切ってコマセを振り、その後また1m上げ、コマセの煙幕と付けエサを同調させます。
北風が強く釣り辛い日ではありましたが、皆さんは最後まで頑張って釣っておられました。
定刻に沖上り、風があっても波が立ち辛い京浜運河を航行しての帰港でした。
下船後には、その日1日の状況をお話しさせていただいております。
ヨリモドシ掬いも開催いたしました!
ご参加の皆さま、北風が強い中お疲れ様でした。何か得る事はございましたでしょうか。
幹事の伊藤さん、講師に抜擢いただきありがとうございました。
えさ政さん、大船長、女将さん、柳沢船長、矢内さん、お世話になりました。
また是非楽しい釣り教室を企画のお手伝いをさせていただけたらと思っております。