相模湾でエギタコ釣り
去年、ロッドのテストをしながら、どんなエギが良いのか、どういったポイントで有効か等々、吉久さんの峯岸船長と作り上げて来た東京湾のエギタコ釣り。
関東でポピュラーなテンヤの手釣りも、ポイントによっては使う場合もあるのですが、ロッドを使ってのタコエギでの釣りを、相模湾でも試してきてみました。
5月12日(金)、カワハギ釣り教室でお世話になっている、腰越の池田丸さんに行ってきました。
事前に大船長に、「ロッドを使ってタコエギで」とお伝えし、橋本船長操船の第七池田丸の船上の人となりました。
さて、今回のタックルは
ロッド:メタリア エギタコ サブに アナリスター エギタコ
ライン:12ブレイド2号 PE10号
リーダー:ディーフロン船ハリス10号
エ ギ:エメラルダスのカンナを改造したエギ 他タコエギ
オモリ:金メッキを施した小田原型10~15号
仕掛けは、親子サルカンを使ったダウンショットリグ。
上方にはリーダーを、下方にはオモリを、枝にはタコエギを配します。
マダコ乗り合いは6時出船ですが、早めに揃った釣り客を乗せ、定刻少し前に出船しました。
ポイントは、港を出て数分。江ノ島のマリーナ周りの浅場のポイントを攻めました。
5人乗船の内、ロッド、タコエギは僕だけで、皆さんテンヤで手釣りのようです。でもこれは、去年からタコ乗り合いでは見慣れてきた風景なのです。
開始しばらくすると、テンヤの方々にタコが掛かり始め、皆さん1杯、2杯と釣果を重ねて行く中、何故か僕だけ蚊帳の外・・・
橋本船長は、風を読みながらスパンカーを張ったり畳んだり、魚探を見ながら丁寧にポイントを流してくれています。
「相模湾のタコは、エギでは効果ないのか・・・」など、考えを巡らすほどに迷いとなってしまわないように集中、30分が過ぎ、1時間、1時間半が過ぎた頃、小突くほどに親子サルカンのアイが触れあうコツコツとした手感度を感じさせていたメタルトップが、エギにタコが乗ったことにより、急激に重さを増しながら、次第にその、メタルのクリア感が無くなって行くのでした。
ここでもう5秒間位、タコに襲われたエギが逃げようとする動きを演出する為に小突き続け、ラインを巻き取り一気にロッドを煽り、タコを底から剥がすと共に、ロッドのストロークを使って、その水圧でタコをカンナに掛け刺します。
この後立て続けに数杯を追加してからポイント移動、マリーナを離れ、カジメが点在しているポイントを攻めました。
この頃から、カジメに邪魔をされながら、軽いオモリで底を取って小突いているつもりでしたが、どうもイメージした状態で小突けていないようなのです・・・
と言うのも、テンヤのオモリは50号ゆえ、カジメ畑に入っても、その重さで底を取ることが、エギのダウンショットよりも容易なのだろうと考えました。
船長に25号のオモリを借りるも、中々改善されず、やはりエリアの違い=今回はカジメ対策 を視野に入れて次回は臨まなければとの、次に繋がる反省点が浮かびながら小突きを続けたのでした。
さて、次回このエリアでは、重めのオモリ、それも丸型を用意して、底取りと根掛り対策を考え、機会があればリベンジしたいと思っております。
池田丸さん、大船長、女将さん、橋本船長、遠藤船長、お世話になりました。
池田丸さんでは、地元で網上げされた魚を使っての、美味しい定食も食すことができます。