DKO C予選
今年のDKOはC予選、山天丸さんからの出場となりました。
当日朝、ダイワスタッフが設けた特設の大会本部近くには、沢山の競技者が並びます。
その方々をふと見やると、強豪とおぼしき方々がズラリと・・・(汗)
くじ引きすると僕は、C船の右舷6番、11人並びのど真ん中になってしまいましたが、5番には釣り仲間の秋保さんが、楽しい大会になりそうです!
同じく右舷の舳には、「かやごん」こと、同ブロガーの萱沼さん。艫には増澤さん。セオリーでは潮先となる、左舷舳付近には、ファイナリスト常連の佐野さん、2012年のDKO準決勝で、重量勝負をしたSさん。艫には釣り仲間の武田さんが乗船していました。
出船前、かやごんと下馬評談議・・・
林:舳有利の展開の可能性が強いかも知れないので、かやごん、頑張って抜けて下さい
かやごん:でも、ポイント到着直後は、下げ残りの潮があるかも知れず、風が強すぎて船が 押されるようであれば、艫側有利になっちゃいますよねぇ・・・
等々、期待と不安一体となる中、刻々と迫ってくる出船の時間・・・
田渕さんからのルール説明後出船、船は開国橋を潜り久里浜湾へ。ここでスパンカーを立てるわけなのですが、ちょっと風が強いようです・・・
北東の風が10m前後吹きすさぶ中、左舷に波を受けユックリと航行、中々竹岡沖には到着しません・・・
「かやごんが言っていた『下げ残り』の時間帯が減ってゆく・・・、そこで少なくとも釣らなければ、後の時間は潮裏で厳しいかも・・・」と、揺れる釣り座に座りながら、受ける飛沫を忌々しく思うのでした。
当日は、AIR1455AGSにスパルタンをメインに、ZEROとエアドをサブに携えました。
なぜ AIR 1455 AGS なのか?
それは、A予選、B予選の情報を鑑みると、水深は20m位との事で、夏カワハギを引きずる10m台の水深よりも深い事、風が強いということは、表層の上潮だけ風方向に勢いよく流れ、海底付近の潮は、緩やかに上げ潮になっているかのような、重たい2枚潮が想定されるので、その潮をラインで切りながら、仕掛けのハンドリングが良い、硬調のロッドチョイスしてみたのです。
さて、ここからは、当日の状況を書いてみたいのですが、これからは、すみません、写真を撮っておりません(言訳)
竹岡沖は、北東の風10m前後が吹き、潮は、ちょっと濃い目の薄濁りで、曇天、時折小雨の中、船上から見る海面は真っ黒で、海底付近の光量は少ないと考えられました。
前記したよう、2枚潮対策にAIR 1455 AGS と、快適シンカーS RVの夜光や、快適カワハギ ヒラヒラスカート等も夜光を意識してのチョイスをしました。
ハリは、大型が残る竹岡沖のこと、悩みどころでしたが、どっち付かずの選択では、かえって競技中の迷いを誘うので小バリに徹し、コッツパ、小型狙いに徹することにしました。
エサは小粒を用意しましたが、そこは今回やや苦戦を強いられました。
いざポイントでは、エサ付けする手がかじかむ程の寒さと、予報に反する雨も降りました。
そんな時、動き辛い指先でしたが、エサ付けの手を抜いていては、食うのが上手いコッパとの勝負を制することは期待できず、「ユックリで良いので正確に」と、常日頃、釣り教室にご参加の皆さまにお伝えする言葉を胸中で繰り返しながらのエサ付けをしました。
不利な釣り座ゆえ、開始の合図とともにチョイ投げし、中オモリをユラユラと揺らしながら、定点で誘っているとアタリ!
ここで一瞬送って、歯の裏に引っ掛かっているハリ先を想定し、丁寧に段付きで聞きアワセて行きました。
開始30分で3枚。小移動となったので、舳側のトイレに行きながら、かやごんと一言、二言。
そのときかやごんは2枚、僕は3枚でしたが、ポイント移動後から底潮が真逆に流れることを思っていたので、「これで止っちゃうよ~」と、かやごんに苦笑いなのでした。
予想通り、ポイント移動後はアタリが激減、それも、カワハギのアタリではなく、ゲストのアタリが右肩下がりで、隣の秋保さんとは、寒かったことも手伝い、沖上り後のラーメン談議で盛り上がってしまったりと、あらぬ方向に話が進んで行ってしまうことも・・・(苦笑)
さて中盤、舳のかやごんは、どうもゼロテンで釣っているようで、ZEROに持ち替え、目感度アタリをより大きく出そうと試みますが、15分程アタリは無く、再度1455に持ち替えました。
2枚潮、それも重たい潮が流れる中、底潮はほとんど動いていない感触で、仕掛けの自由度を持たせる為に、枝間にはシンカーを打たず、仕掛け上部に重めに、5号近くまで上げたシンカーで仕掛けを意図する動きにハンドリング、時間1枚位の、かなり辛いペースでの釣りとなりました。
競技終了後の帰港中、検量スタッフに、だれ彼ともなく結果を伺いに集まってきます。
トップは8枚とのことでしたが、僕は6枚。すると、7枚はいないようで、6枚同着が3名とのことで、この3名で重量勝負、上位2位までがセミファイナル進出とのことでした。
その3人とは、全て右舷、舳のかやごん、艫の増澤さん、そして僕なのでした・・・
「身内で検量かぁ・・・」と、3人同様な心境、表情で、大会本部の秤の前に並んだのでした。
今年で14回を迎えたDKO、個人的には9回目の出場となりました。
出場された皆さま、お疲れ様でした。
ダイワスタッフの皆さま、山天丸さん、たいへんお世話になりました。
セミファイナル、万全の調整をして臨みたいと思います。