アングラー:林 良一


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2014.10.20

〈林〉小見山丸さんにてカワハギ釣り教室を開催いたしました

DKO2次予選も終わり、夕暮れの三浦半島を走り横断、翌日10月19日(日)に控えたカワハギ釣り教室の船宿、長井の小見山丸さんに向いました。すっかり暗くなって宿に到着すると、そこには船長と船長のお母さんが笑顔でお出迎えしてくれました。

船長より「ちょっと呑みに行きましょうよ!」とのお誘いに、嫌いではない僕は「そうですよね、明日の打ち合わせもありますしね」と二つ返事(笑) 船長行き付けの居酒屋さんで、カワハギ、イカ、マグロ等々、濃ぃ~~~い釣り談義です!

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当日は早起きしており翌日は釣り教室、21時には飲み会は終了。目覚ましをセットして22時時には床につきました。

翌日は4時半には起床し、近くのコンビニに朝食などを買いに行ったのですが、そこには当日ご参加の岡崎さんがいらして挨拶していると、き~よん(林)さんも登場! 5時に開いたばかりの宿に続々とご参加の皆様がお集まりになります。

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今回ご参加いただいたのは18名様。いつも多くのご参加ありがとうございます。心地良い風を感じながら秋晴れの中、出船前のレクチャーを開始しました。

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レクチャーでは、カワハギ釣りの簡単な歴史、タックル、仕掛け、ハリ、釣り方などを一通り述べさせていただいた後、昨夜船長よりお聞きした「釣ったカワハギを美味しく食べるためには、生きている内にエラなどにナイフを入れ、そのまま水氷(氷に海水を入れたもの)が入ったクーラーに入れる」などをお伝えし出船となりました。

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ポイントは航程10分位の港前です。ですが、潮色が濁っていて、その為か、目でエサを探すカワハギからのシグナルが序盤は中々ありませんでした。

141019_072242.jpgそんな中、左舷舳2番の小山さんが船中1枚目をGET! 後半は最後まで隣の石沢さんと竿頭争いをすることに(笑)

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あれあれき~よんさん、 これはDAIWAの新しいウエアー? ワッペン付きですか??(笑)

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名手石沢さん。掛けることが難しいコッパを釣り上げ「ねえねえ、大きく撮って、大きく撮ってぇ~~」と、笑いながらパチリ!

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吉内さんは当日、AGSボトムに入魂! 記念の1枚、良い笑顔です。

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松永さんのお友達の伊原さん、「小さいですけどいいですか~?」と。でも、このサイズを釣るのが難しいのです。

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「潮が濁っちゃったよね~、そんで、小っちゃいのばっかりだよねぇ~」と、船長は序盤この表情・・・。でも後半は・・・!

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しばらく港前で釣りましたが、船長は亀城根に移動、好転を狙います。ここでは水深も若干深くなり、中型のカワハギも顔を出し始めました。狙って獲った谷口さん、流石です!

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1枚目を釣り上げこの表情の小川さん。それから2枚目までが長かったですね~(厳) でも、それからは終盤に怒涛の連釣でしたね!!

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終盤にさし掛かると、夏を思わせる日の光が差し始め、船長は長井沖の浅場に移動しました。濁り潮とはいえ水深が浅いほど、底付近に生息しているカワハギの視界は少しは良くなるとも考えられ、昼過ぎからは左舷胴中の川崎さんが狙って6連荘したりと、やっと長井沖らしい釣れっぷりになってきました!

松永さんは、潮が効かず泳ぎやすい状態での早いカワハギに翻弄されていましたが、終盤はピタリとペースを合わせました。お見事!

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釣り教室では皆さんを何回となく回らせていただき、その時々の状況に適する釣り方などをお伝えしながら、ご質問などもお受けするのですが、中盤辺りからは自分の竿を持って皆さんを回ることにしています。釣り教室開催当初は「自分で釣るのではなく、ご参加の皆さんに釣っていただく」という意識が強く
竿を持つことはしなかったのですが、回数を重ねるにつれて「釣っている所を見せて欲しい」という声をお聞きするようになり、「そうか! 釣っているところを見ていただいて、たとえばヒラウチなど、真似てみてもらってみては」と気付いてからそうするようになりました。

竿を持ち皆さんの釣り座に割って入らせていただき、「見ていてくださいね」とお伝えし仕掛け投入、オモリ着底⇒50cm底を切り「トップガイドが定点で止っていて、竿の胴中がムチ打つようにこう、連続したしなりを入れながら」とご説明しながらヒラウチ⇒ヒラウチしながらユックリと下げて行き着底⇒オモリパタパタで「ここで、オモリの動きに寄ってきたカワハギが、エサを発見して幹糸の周りにいて、エサを食べようとホバリング(その場で停止しながら泳ぐ)しながら狙っているとイメージして下さい」とお伝えし⇒ピタッと止めてゼロテンション⇒トップガイドを押さえ込むアタリ⇒アワセ⇒カワハギからの小気味よい引き! 直後カワハギが水面を割って出てくれば大成功なのですが 、中々そう上手くは行かず、「⇒ピタッと止めてゼロテンション⇒・・・⇒・・・、ここで、アタリが出ることが多いんですが・・・。もう一度やってみましょう・・・」なども多々あったりいたします・・・(汗) なんせ、自然相手ですから・・・(言訳)

そうして回って右舷胴の間の大谷さんの横で釣っているとダブルヒット! この日平均して、淡々とカワハギを釣り上げていた大谷さん。基本に忠実な丁寧な釣りでした。

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当日の長井沖は、カワハギはいるのだけれど濁りでエサを発見し辛い状況で、その光量の少ない海中では、オモリやシンカー 、ヒラヒラスカートなどに夜光のものを使うなどして、先のヒラウチの際にそれらが海中で光りながら揺れ、カワハギに「ここに面白いものがあるよ!」とアピールし、寄ってきたカワハギにエサを発見させることを心掛けます。カワハギの多いエリアである長井沖ですから、たとえば条件の悪い日、活性の低い日に釣行日が当ってしまったとしても、全てのカワハギが皆一様に低活性なのではなく、中には活性の高い個体もいると考えられるわけで、その1枚にご自分の仕掛けをアピールして、狙って掛け釣り上げたときの喜びは大きいものです。

また、当日はコッパが多く、コッパの攻略が数を伸ばす最大のポイントでした。小さなエサでも千切っては食べる、小さな口のコッパのこと、基本は小バリに小エサとなるかも知れませんが、大バリを使って掛けて行くテクニックもあります。また、大型とは比べ物にならない位動きの早いコッパの事、アタリがあってからではアワセが遅い場合がほとんでです。ではどうすれば? そのようなところも釣り教室では皆さんにお伝えしていて、概念をご理解いただき、次の釣行に繋げていただければと思っております。

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秋の澄んだ空気、良い凪ぎ、温和な船長とお母さん。帰りには皆さんに、小見山丸さんより掘りたての大根のお土産をいただきました。ご参加の皆様ありがとうございました。小見山丸さん、お世話になりました。

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駐車場から一台づづお帰りいただく車を見送っていると、皆さんは窓を開けて笑顔でご挨拶されて帰途について行かれます。その笑顔がまた次の釣り教室の糧となっていきます。これからも、そんな笑顔をいただける釣り教室を続けて行きたいと思っています。

 

 

【カワハギ釣り教室 at 池田丸さんのご案内】

11月16日(日)、腰越の池田丸さんにてカワハギ釣り教室を開催いたします。

当日は出船前の6時半頃より、船上にてレクチャーを行います。レクチャーでは、カワハギ釣りに関しての簡単な歴史、タックル、釣法などの他、腰越エリアの特長であるカジメの中での攻略法等を述べさせていただきます。

今シーズン絶好調な腰越エリア。去年釣れ盛ったコッパが小型に成長したのか、小振り主体ながらアタリが多く楽しめます。9月に釣行した際には70枚のカワハギを釣り、そのポテンシャルの高さを窺わせました!

カワハギ・トップシーズンの11月、面白い釣りができるのではないかと思っております。

【お申し込みは】
直接、池田丸さん(046-732-2121)に連絡をお願いいたします。池田丸さんで予約受付完了で予約終了となります。
よろしくお願いいたします。