〈林〉時化後久比里へ、夏ハギへ
速度が遅い台風の影響で、四国では記録的な大雨が振り、関東では南西風の吹く日が続いていました。そんな影響もあって、釣友と予定していたカワハギ釣行を1度見送り、お盆に入った8月13日(水)に、久比里の巳之助丸さんに行ってきました。当日のメンバーは、山崎さんご夫婦、林(き~よん)さん、柳澤さん、高沢さん、そして浅石さんもご参加です! そして舳の釣り座には、腰越名手のお2人もいらっしゃいました。
朝は恒例の、船上でのアサリ剝きをしながら釣り談義です。それが済むとタックルを用意するのですが、今回僕はあえて、1455 AIRにスマックをセッティングしてみました(ボトムを家に忘れた、という噂も・・・内緒)。
そして今年お気に入りのヒラヒラスカートもオモリに取り付け、タルマセ釣りを意識した、ややエダ間の広い仕掛けをセットしました。
ポイントは剣崎灯台の西側、水深15mからスタートです! 潮が早い剣崎沖のこと、船を止め気味にしながらの流しで、ラインは後方に斜めになります。潮の速さを鑑み、シンカーを0.5×3個⇒1号×3個に変更しますが、ユラユラと誘いを掛けてもアタリが中々出ません・・・ そんな中口火を切ったのは浅石さん。電車釣行ゆえのお楽しみと共にパチリ!
き~よんさん、柳澤さんはダブルヒット! 流石ですね~~!!
そして、なぜか序盤、僕だけにアタリがありません・・・、エサはたまに取られるのですが、何かシックリ来ない感触が拭えず釣り続けていました・・・。「迷った時は元に戻る。リセットする」という言葉を思い出し、先程重くしたシンカーを取り去り、釣り方もゼロテンションで攻めてみることにしました。
オモリ着底⇒1m程切り⇒その場でヒラウチ⇒50cmでステイ・ヒラウチ ここで、早潮ではありますが、ラインのタルミはほぼ無くなっており、ここから更に底までユックリと仕掛けを下して行きます。オモリ着底でゼロテンション⇒宙では潮の速さで浮ききれない、底付近でヒラウチするオモリを見ているカワハギをイメージ⇒ゼロテンションで仕掛けが海底付近で安定⇒たまらず摂餌⇒トップガイド径の1/3程を動かすアタリ⇒50cm跳ね上げる即アワセ が一時ハマり連荘しますが、群が固まっていないこの時期、パターンを掴んでも、連続で釣れることがあまり無いのですよね・・・
そうして中盤になりかけの頃、ゼロテンションの小さなアタリに反射的に竿を跳ね上げアワセを入れると、一瞬根掛りを思わせる反動が! その後重さを伴いノッソリと底を切ってくるのですが、重さの割にはあまり引かない・・・、早い潮に押されての重量感の方が強く感じ、時折かぶりを振る引きがあります。「これ、カワハギだったらデッカイよ~!」と慎重にリーリングしながら隣の釣り座のき~よんさんに声を掛けると、「またまた~、盛り上げようとしちゃって~、もう、りょうさんったらっ!!」の表情(笑)
中層まで巻き上げると、今度は強い引き込みがありましたが、ドラグを調整してあったので難なくかわせ、水面下まで巻いてくると大きなカワハギ!! そこで2転、3転にのされましたが、そのとき空いているハリが尾ビレ付近に掛かり抵抗は失速、無事山崎さんにタモ入れしていただきました。
浩喜船長公認の元で計測すると34cm! 自己記録を1cm上回るその大きさに驚きと嬉しさを隠しきれませんでした!!
バケツには当然全身が入りきらず、このような感じでした。
そうして皆さんに写真を撮っていただき一盛り上がりし、また各自の釣り座に戻り釣り再開です! 船は剣崎灯台南側に移動し、潮も緩くなってきていて、皆さん小さなアタリを出し、果敢にカワハギを掛けて行きます!
当日ボトムに入魂の高沢さん! 早速やりましたね~、おめでとうございます!!
山崎さんご夫婦も、仲良くダブルヒットです!
結果、竿頭は2012年、DKOの決勝を一緒に戦った、右舷舳の坂巻さんで23枚でした。左舷側は苦戦しましたが、胴中の僕は18枚、もう一歩、二歩といったところでしょうか。
遠くに巳之助丸さんの大船長の船、山下丸さんを見ながらの帰港でした。楽しい釣りでした。
ひとり言
ヒレが整っていればな~、35cmだったかな~ ← これを「欲」といいます(自爆)