〈林〉湘南マルイカ釣行
先日リリースした今季初マルイカに行ってきましたをご覧になられた、 釣り教室でお知り合いになった長田さん、阿部さんより、「りょうさん達がロケをした船宿さん、一俊丸さんにマルイカ釣りに行きた~い!」とのお誘いを受け、2月22日(土)に再度一俊丸さんに行ってきました。当日一俊丸さんに集ったのは、アナリスター、シーボーグを携えマルイカデビューの橋本さん、三浦ゴウちゃん、山崎夫妻、須川さん、及川さんの9名、別船にはフレッシュ・アングラーの高槻くん、木島くんも乗船です! そして今回、何と9人中6人がシーボーグ150Jでした!!
僕らは後藤船長の3号船に舳から並びました。ここのところ日が延び夜明けが早くなってきていて、準備が段々楽になってきた船上で、皆逸る気持ちでガイドにラインを通し、スッテを選びます。僕は、タングステンシンカーの脱落防止にスプリット・リングを使っているのですが、リングを開く際に、 しっかりしたリングほどプライヤーが必要でしたが、このタイプは簡単にシンカーの脱着ができ、今回から使ってみましたが好印象でした。
スッテは月曜日のロケの時を鑑み、朝一はシルエットの出るマッチャ、夜光玉ハダカを中心にチョイスしてみました。タックルはAGS-Fにシーボーグ、ラインは08、シンカーはドランゴンシンカー50号と、これも前回通りです。
いざ出船。航程5分程のポイントより開始します。曇天で北よりの風、周りにもマルイカ船が点在する中、数流し様子を見ると、どうも月曜日よりも活性が低く、釣れてくるイカのサイズも小さいようです・・・
数杯獲ったところで竿を置き皆さんを回ってみました。そこで、「着底後ユックリと竿を上げながらアタリを取ること」、「頭上まで巻き上げたら、ラインを巻きとりながら聞き上げを繰り返すこと」、「数回の後巻き落としをすること」などを皆さんにお伝えし、「風による船の上下動 もできるだけ殺し一定に聞き上げる中で、『穂先の曲りの変化』でアワセを入れること」などをお伝えしてみました。
すると阿部さん、難なく1杯目をキャッチ! やりましたね~!! 後ろの長田さんも嬉しそうです(顔が半分・・・、スイマセン)。
アタリは途切れがちでしたが余裕の及川さん! AGS-Fとシーボーグが光ります!!
ただ前半は、ご覧のような小型が中心で、遠いアタリに、後藤船長は船を西に走らせます。
移動直後、当日マルイカデビューの橋本さん、やりました~~! と思ったら、これはホウボウでしたね・・・(失礼) お使いのアナリスターは、廉価版にしては十二分のパホーマンスを発揮、橋本さん曰く「フッと持ち上がるようなアタリも出て、竿先の変化をアタリと捉えていたら、もっと釣れていたと思います! アナリスターのコストパフォーマンスは非常に高いと思います。竿のバランスや持ち重りの無さ、そして感度。深場浅場選ばず使えるのでアナリスターで特訓してAGSで数を伸ばすの流れは必然かもしれません。そしてシーボーグ、掛けた後のジョグパワーレバーでの巻き上げがスムーズで、使ってみて楽しかった~!」と、次回のマルイカ釣りにご自分で課題をを作り挑む姿勢があり、そんな彼の事、更にタックルを使いこなし、次回はもっとスキルアップするのではないでしょうか!
山崎夫妻も楽しまれているご様子です。翌日山崎さんは、同宿でアマダイの連荘釣行です!!
ゴウちゃんは大型をGET! 「これは良い酒の肴になる!」と嬉しそうです!!
前半は曇りで水中の光量が少なく、やはりマッチャ、夜光玉に分があり、それぞれ2個配したりしましたが、後半移動後は、晴天になったものの、海水中にゴミがある反応も増えた為、ゴミが漂う海中でもアピールする、グリーン系ハダカ、ボリュームのあるボディーでアピールできる、浮きスッテタイプのケイムラハダカが良かったようでした。
終ってみれば、マルイカ 24杯、ムギイカ3杯、3号船では良い釣果だったようですが・・・
終始エボシ周りを攻めていた1号船のツッキー(高槻くん)は、マル、ムギ合わせて40杯オーバー、木島君も大健闘だったようです!
ん~、やはり楽しいマルイカ釣り! 熟考しながらのスッテチョイス+神経を集中しての誘い+竿の調子によるアタリの出方。そのそれぞれが嵌った時に、スイープなアワセの後に訪れる、穂持ちを「クンクン」としならせる優しい引き・・・。 そして、そのテクニカルな釣趣もさることながら、たいへん食味も良く=人気の高いマルイカ釣りですね!!
今季期待のマルイカ。今年は湾奥からの出船も! また次回に想いを馳せ、仲間と楽しいマルイカ釣り、今度はどこから乗りましょう? ですね!!