〈林〉子供でも安心安全・暖かなドーム船でワカサギ釣り
予ねてから釣友のTERU(小沼)さんからのお誘いで、1月19日(日)、山中湖畔の湖明荘さんにワカサギ釣りに行ってきました。メンバーは10人、ワカサギ名手の清水さん、佐藤くん、マサ(林)くん、フレッシュ・アングラーのツッキー(高槻)くん、去年DKOファイナルを隣で戦った木島くん達と、今回は小学2年生の息子も連れて行きました。
まだ暗い都内を出発すると小雪が降り出し、中央道では除雪車が稼働していてスピードダウン、風も強いようです。でも今回は屋形船のように、屋根も壁も、そして暖房もあるドーム船のこと、そう心配することは無いかも知れません。
夜明け前に山中湖に到着しましたが、路上の温度計は-5℃! 皆さん「寒い~」など騒ぎながら(ちなみに僕はダイワのサンダル履きでした・苦笑)、湖畔の宿に用意されている焚火にあたりに行きます。ちなみに、写真の右の桟橋に舫ってあるのがドーム船です。
ドーム船に移り、釣りの準備をしていると船は動き出しだしました。すると湖面は風がよりが強く、大きな船ながら思いの外揺れ出します。朝食の後息子に酔い止めを飲ませておいたことに安心しながらの航行、当日はメインのポイントを外し、どうやら風裏のポイントに向っているようです。
「かなり揺れるな~」と、通いなれたTERUさんは苦笑いですが、そこはご機嫌なメンバー、釣りが始まると何のその、楽しく楽しく釣り進めて行きます!
船の前後にアンカーを打つドーム船ですが、いかんせん風の力が強く、湖面にはうさぎが飛ぶ様相で、穴の中に垂らしたラインの角度が変わっては戻ってを繰り返します。
釣り開始15分、船中1匹目を釣り上げたのは、ななんと我が息子でした!
皆さんに「凄いね~~!」など声を掛けられ、嬉し恥ずかし得意顔でした(笑) そして皆さんが、「今日は渋いな~、やっぱ、風でメインのポイントに入れないからかな~」なんて言いながら釣っているとあらら・・・
「なんか重い、重い!」と上げて来てみるとまさかの4点掛け! このとき僕は1匹(笑) 皆からは「このまま行けば、凪響(なびき)くんがトップだね~!」などと言われ、ますます「ぼくって、もしかしてワカサギ釣り上手くない?」と思ったとかどうかは定かではありませんが(笑)、帰宅後「あのとき誰も釣れていなかったけど、どうやって4匹も掛けたの?」と聞いてみると・・・、「1回『ブルブルッ』てアタリがあったらアワセて、ちょっと巻いて、そしてまた落として、また『ブルブルッ』って、4回やって、それから上げたんだよ」と・・・、親である僕も想像すらつかない釣り方で釣っていたようでした(苦笑)
そうこうしているうちに朝のサービスタイムは終わってしまい、釣りながら何度も釣友の魚探、船に備え付けの魚探を見るも、映し出されるのはフラットな湖底ばかりで、中々ワカサギの群れは回って来ないようです・・・
でも、そんな時でも、お菓子を食べながら談笑したり、お湯があるのでコーヒーを飲んだり、カップヌードルなどを食べながら、楽しい時間は過ぎて行くのでした。
釣果は冴えませんでしたが、綺麗な富士山も堪能でき、思い出に残る釣りとなりました。お誘いいただいたTERUさん、ご参加の皆さんありがとうございました。
帰宅後はTERUさん、清水さんにいただき増量したワカサギの天ぷらに「これ、ぼくが釣ったんだよ~!」と舌鼓でした。
冬の風物詩でもあり、食して美味しいワカサギ釣り。 チャンスがあれば是非また行こうね!