アングラー:林 良一


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林 良一さんの記事
2013.8.12

〈林〉出会いの夏ハギ!

8月11日、釣友のGONさん、小山さんと、久比里の巳之助丸さんにカワハギ釣りに行ってきました。巳之助丸さんは常時カワハギ船は2艘出しで、ユッタリとした釣り座でカワハギ釣りが楽しめます!

当日も猛暑(酷暑?)でしたが、前日は38℃近く(群馬では40℃超え)を記録。夜も30℃を下回らず、当日も同等の気温とのことで、500ccのペットボトルを5本凍らせて用意いたしました。

さて、巳之助丸さんは周年カワハギ船を出している久比里を代表する3軒の船宿さんの1つで、僕の中では出船前に洗面器一杯のアサリを剥くことが楽しい儀式となっていて、剥きながらの釣り談義、今日の釣りに思いを馳せることが一つの楽しみなのです。

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アサリを剥き終わりタックルをセットし、一息入れ船内を見渡すと、僕ら3人でAGSが5本! 他にも2本ずつAGSを携えている方が2人いらして、僕らの親方船長の船は既にAGSがツ抜けです!! これには驚きと共に嬉しさで、つい目尻が下がってしまうのでした。

出船してからポイントまで、〆たのですが、まだ水気の多いアサリを船縁に並べ、もう幾分干すようにすると、サイズ、固さともベストに!

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今回のポイントは剣崎沖の15m以浅の、小さなゴロタや根や砂地が点在している海底です。僕のタックルは、前回の瀬戸丸さんで好調だった極鋭カワハギAGS MH-175Fにスマックレッドチューン、PE08に、ハリは、この時期の吸い込みが悪いカワハギを意識してパワースピード7.5号、ハリス2号7cmの3本バリで臨みます。

ポイントに到着し、開始の合図と共にチョイ投げしてサビイテくると1投目からカワハギがヒット! 隣のGONさんもニューロッド、極鋭カワハギ1455AIRで軽快に掛けて行きます!

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僕はその後も3連荘など、オモリパタパタ+シンカーを揺らし、幹糸にランダムな動きを与えてからピタッとステイ、ゼロテンションでのアタリを0.5mmのチタントップに目感度で、そして手感度で取って掛けて行きました。

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反対隣の小山さん、早アワセ気味になっているのか、アワセ時の、また巻き上げ時のバラシで、新たなAGSに中々入魂できないようで苦戦中です。そこで、「1度目のアタリでやや送り、すぐに少し聞き上げ、また『コンッ』ときても送り、繰り返している内に『グッ、グッ』と、カワハギの泳ぐ挙動を感じてから、静かに聞き上げ巻き上げに入るといいですよ!」とアドバイスをしてみたのですが、その後、あれよと言う間に1枚差にまで追い付かれてしまい、その後も楽しい冷汗の瞬間が何度もありました(笑)

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中盤以降、釣り進めて行くうちにカワハギの活性は下降気味に・・・。下げ潮も早くなり、途中25mのやや深場に移動しながら、船中ポツポツと釣り上りはするものの、尻下がりな感が否めず12枚で終了となりました。

夏カワハギ真っ只中ですが、予報通り海上でも物凄い暑さで、凍らしたペットボトルを船のタナに置き、解凍するそばから熱い喉を潤し釣り進めました。熱中症対策、日焼けはもちろん重要で、僕はこの夏より、アイスドライ ジップアップ長袖メッシュシャツを愛用、UVカットは勿論のこと、メッシュ素材で物凄く通気性が良く、ストレッチハイライトハーフパンツ撥水サンバイザーともベストマッチ! モデルがもう少々良いとなお見栄えがするのですが・・・(自爆)

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下船後の上の写真ですが、左よりは同船し15枚で竿頭の高橋さんと、尺ハギをGETしたTommyさん。Facebookでは友達であるのですが、ありがたいこに出船前にお声かけいただきお会いすることができました。お2人ともバス釣りの達人なのですが、やはりカワハギ釣りにも魅了されるそうで、極鋭カワハギ友の会にも入られていてシーズンになると幾度もカワハギ釣りに訪れるそうです。今後、機会があれば是非ご一緒できればと思っています。

 

今回朝一のスタートダッシュは良かったものの、下降する活性、アタリの数に中々追従できず、高活性な外道に翻弄され、課題の残る釣行となりました。しかし、明るい女将さんの笑顔、信頼できる船長方々、暖かな常連さん達、そしてまた、釣りが取り持つ新たな縁があった思い出に残る釣行でした。

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