アングラー:林 良一


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2013.3.1

〈林〉ヤリイカでも体感・ジョグパワーレバー!

「早く東京湾内にマルイカが入ってこないかな」と思う今日この頃、伊豆方面、湘南、今は外房と、シーズン始めの不安定さもありながら今季も開幕したマルイカ、「どこに行こうか」と思案しながら用意していたのですが、隣にあるヤリイカ仕掛けが目に映り、シーボーグも光っていて・・・、ということで2月28日(金)、浦安の吉久さんよりヤリイカに行ってきました(笑)

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今回のタックルでは使用竿する竿に一思案、標準からライトまで、リーディングX ヤリイカ 195、極鋭 GEAR、極鋭 マルイカ AGSの選択肢がありましたが、数日前からの釣果情報を観ていると、湾奥出船では水深が180mから深いと200mオーバーということで、リーディングに決定(ロッドキーパーはパワーホルダー CS90CH)、リールはシーボーグ 300MJ-LにUFVハイパーメガセンサー3号300m、ブランコ7本仕掛け、オモリ120号で挑みました。

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浦安よりヤリイカのポイント洲崎沖までは航程2時間あり、昭久船長のヤリイカ船では後部キャビン全面に柔らかなマットが敷いてあり、出船準備後はそこで足を伸ばしてポイントまでしばし横になれます。

さて、ポイントに到着し釣りを開始しますが、北風の割にウネリが大きく、左舷ミヨシの釣り座でしたが、船のピッチングに追従しながら仕掛けを操作します。船長からの指示ダナは底より10m、水深はやはり180mでしたが、シャクルように誘い上げてくるよりも、着底でゼロテンション、仕掛け最上部のナマリスッテを若干送り込んでラインを張った時のアタリ=重さの違いで1杯、また1杯と掛けて行きました。

仕掛けを一定に、オモリを底に着けゼロテンションを保つ場合、揺れる船上で左手は船べりに、右手で竿を構えいるとき、大きなウネリで船が下がった場合に竿を上げ対応しますが、その上げきった竿の位置でアタリが出た場合でも、ジョグパワーレバーをチョイと押してやると瞬時に巻きアワセができ、アワセ後の巻き上げ速度調節も片手で、いや親指1本で完璧なまでに操作できます。また、投入→オモリ着底時でも、やはり竿を握った手の親指一本でクラッチONすることができ、船の揺れ≒船釣りのデメリットを見事にカバーする秀逸な機能をまたもや体感できました。

 

 

しばらく洲崎沖のかけ上がりを流しましたが、アタリがマッタリしてくると今度は沖の瀬に移動です!

 

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沖の瀬では10隻位のヤリイカ船が旋回していて、松輪の船や茅ケ崎の船も入り混じり、遠くに大島を望みながら、気温も暖かく春の様相での釣りでした。

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僕はこの沖の瀬で数杯追加し終了でしたが、釣り進めて行くうちに海は凪ぎ、2月にしては暖かな海を後にいたしました。

べた凪の東京湾を帰港中、湾フグの大沢船長と艫で釣り談義。東京湾ゲートブリッジり辺りには霞がかかっていて春近きを予感させる装い、「今日も釣りに来て良かった」と思わせてくれる心和む眺めなのでした。

130228_163536.jpgのサムネール画像